イギリス留学・セントマーチンズへの旅
僕があげたポートレートをゴミ箱に捨ててしまったらしい。
前の彼氏はよくしらなかったけれど彼女は彼氏ができたことで、はしゃいでいた。 その後おもってもいない意外な近くの人と付き合っていたのでこの人以降は秘密の恋愛になる。 なぜ秘密主義だったのか?
アフリカのジャングルの奥地でもないのに、電車もバスもあろうにも、僕は空港までたどり着くか不安でしょうがなかった。でもそういうことをしなくてはいけないとはうすうす感じていた。
Depressedとは Artwork by Satoshi Dáte 語学学校をしばらく無断で休んだ。 いまだったらVisaが厳しいので出席日数など注意しなくてはいけないけれど、このときは誰も出席日数など気にしていなかった。
「ゲイの方が女性の気持ちをわかる、だから婦人服をデザインするときに女性の気持ちでデザインできるから」
「わかるかい、人は他人の事なんてそんなに気にしてないんだよ」
面白いことに英語がわからないアジア人の僕らが英語で「いまなんていった?」と聞くのである。
海外で生活し始めの時期はいろいろなことが頭に入り込んでくる。とくに違う人種の人とくらすといろいろなぶつかり合いもある。
このアルバムは廃盤だった。Janisにいって借りる(借りれたか実は覚えてない)しかなかった。 たぶん破格な値段だったんだとおもう。
残念なことに(?)いまはとても明るい曲もあり。 あんなときもあったよなみたいな感じで いるのかもしれない。
夜は暗かった。 Photographed by Satoshi Dáte 僕はコンサートを終えてから宿がない女の子二人を家に連れて変える。 日本だったらへんな感じかもだけれど欧米だったらとてもカジュアルである。 別になんてことはない。
パルプのシンガー Photographed by Satoshi Dáte Satoshi Dáteの部屋にて ぼくは運命の人かと思った女性がいつのまにかいなくなっていた。 また会えると確信をして、僕は友達をさがした。
猫の強さがいなくなって Photographed by Satoshi Dáte Cat powerがいつのまにかステージからいなくなった。 約2-30分でコンサートが終わっていた。へたしたら前座のバンドよりもはやくにライブは終わった。 アーディエンスの拍手などはあったが殆どの人は「…
未熟な「俺」 Photographed by Satoshi Dáte 僕は彼女をなんども見るために振り向く。 そう、馬鹿みたいに
猫の力 Photographed by Satoshi Dáte コンサートが始まる。 前座のバンドはまあまあであった。 Gunnelが二人で写真を撮りたいといっていたので僕のミノルタのアナログカメラで撮ってあげた。
3人分のチケット Catpowerというバンドをご存知だろうか。 バンドというかソロの音楽プロジェクト
わけのわかるものとわけのわからないもの 結局盗まれたアクセサリーはみつからなかった。 従兄弟がいる間にぼくらはV&A(Victoria and Alburt museum)という大英博物館ほどではないけどおおきなロンドンの博物館に行った。 ゲイの友達ぼくのそのときの親友…
お前盗んだだろ! Artwork by Satoshi Dáte フラットメートの韓国人Choは僕らの関係がぎこちなくなり始めてきたときに、謎のいとこを韓国からつれてきた。
Choの秘密の暴言 Artwork by Satoshi Dáte "Mochiho" 唖然とした。まさかこんな言葉が彼から出るとは。 僕らは仲がいいのか悪いのかよく判らなかった。
切り裂きジャックのいた地域で女性に大声で怒鳴られた Artwork by Satoshi Dáte "Satomi K-p032" Choの話の前にMinについて話す。 僕らはあまり近くなかった。 恋人と一緒に住んでいて、僕が男性という事もあったのか、なにか距離を感じた。
考えてみれば僕の近くにいた、女性たちの方がずっと近かったのに僕はこのとき勝手に彼が親友だと勘違いしていた。
東ロンドンの病院に手術した唇の抜糸に行く 家から数百メートル先に病院があるのは便利だけれど、嫌な思い出が近くにあるようでうれしくもなかった。
<手術開始> Royal London Hospital アポイントメントをとったけれど、心配になって、僕はまた病院へ訪れた。病院は暗く、僕の気持ちと同じようにグレーでどんよりとしていた。 まるでもやがゆっくりと動いているようで不気味だった。
現われたのはインド系の美しく細身の女性だった。 Artwork by Satoshi Dáte 女医さんをみなれていないのか、この国は女性権が進んでいて、女性のドクターなんて普通なのか、わからなかったけど、あまりにも美しかったので、彼女の腕を疑った。
2時間以上待たされて、やっとのことでそこのGP(またGPかと思った)と会うことが出来た。 病院でも結局GPと会わないといけない。 最初は看護師、そしてGP、そして専門医(運がよければ)
手術で顔に傷が残る Artwork by Fontana そこまで大きな傷ができるわけではないのはわかっていたけど、傷ができることに大きなショックを受けた。 どうやら僕はなにかしらハプニングがあるとそれが果たして自分にとって本当に嫌なことか、将来問題になるかも…
顔の傷より大きくならないときいて安心と言ったら安心だが、なにか妙な感じがした。というのは自転車で地面に叩きつけられ、怪我をした傷によって、自分の体や顔への「不必要」な自信や見栄というものが消え去ってくれたにもかかわらず。
彼は僕の唇に出来た腫瘍を見て。 Photographed by Satoshi Dáte Kilbrunにて 「これはなんだろうなー?」 と患者ではなく親戚の子供に話しかけるかのように首を傾げられた。 「腫瘍の部分だけ取り除けばいいのか、根こそぎとらなきゃいけないかわからないな」…
「同じ日本人ならなんとかしてくれるだろう」 「日本人なら安心だ」 というのは外国では通用しないのである。
腫瘍が拡大し続ける 漫画の「ジョジョの奇妙な物語」に出てくる「女帝」のカードを持つ敵が現われる。(知らない人はなんのこっちゃわからないと思いますが)