2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
大声で彼に普段口にしない言葉を日本語で叫び
みんながみんなアーティストであり、哲学者であり、心理学者であれば、よのなかは うまくまわる。 政治も経済も国際情勢もいらなくなるのだ。
照れ笑いをしながら僕に近づくが、友人になりたそうだが世間体でなれないという雰囲気を出していた。
そしてまた危害を加える人も、使命感がない。 自分に集中して健全な自分を作ることに時間を使ったらよい。
本気で相手がどうなってもいい、殺してもいい
彼も貧しい中で盗品の自転車なんて売って生きているのか。僕に写真を撮られたことで、食いつなぐことができなくなったと思ったんだろうな。それともただ単に撮られるのが嫌なのか?
口に手を当てたら、真っ赤な血がべっとりとついた。マフラーが濡れているとおもったら血だらけになっているのに気付く。
武道場では怒り狂った人が襲い掛かることはない。 だからそういう訓練は道場ではされていない。 その場のネガティブな張り詰めた非常に悪い気と彼の怒りには圧倒された。 そこで無意識に感じたのは、とにかく
「OI!!」 英語でもおい!は同じ。 と言われ、指を刺され、一人こちらに向かってきた。
「盗みをするのは貧しいからではない。僕は2年ほどホームレスになったことがあったけど、一度も盗みを働いたことはない、盗む人は何か自分の欲求を満たそうとする輩だ」
バッグは手に入る。大切なアナログカメラ、スケッチがたくさん書かれたスケッチ、アイデア帳、手で刺繍されたハンカチ。 大切なもの過ぎて、ふっきれてしまった。
リュックを床におろす。 ふだんは椅子にかけるのだけれど、ストラップが弱くなるのと、立ち上がる時に注意しないと重いリュックが後ろに倒れて人に迷惑をかけると思ったので。
なんて考えてしまうが、時というものは、僕らの思考や悩みや喜びをも関係なしに川の流れのように動いていくのである。