水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

初めての同性愛者の友達 - <実践編-語学学校>

何故男性トイレには形の違う...ものがあるか 

f:id:SatoshiDate:20190731185118j:plain

ヨーロッパの路上トイレ

寂しいがために友人を作ると、ただのその場の穴埋めにしかならない。恋人も同様。じっくり時が来るまで友人も見極めたほうが良い

 語学学校が始まり、前にも話した通りだんだんと日本人から疎遠されるようになる。 1人だけ僕とは電話でも英語で喋ってくれる日本人男性がいた。 彼は友人。とまではいえないが、少なくとも英語で会話をしてくれるので、学校では話をするようになった。

 

僕が小学校にいたときは仲のいい友達は2,3人いた。 孤立することはなかったが、6年一緒にいるので、家族的な雰囲気があり、生まれてから小学校6年までは、すこし鳥籠にいるような、守られているような気がした。

 

中学校から突如別世界に入れられる気がした。 ご飯を食べるときとか、付属の小学校の友達と食堂で食べていたりしたが、それも自分の弱さであったのだと思う。

 

高校、予備校と新しい場所にいくにつれて自分が新しい場所に所属するとき、どういう態度をとるか、どんな人物でありたいか、わかるようになった。

 

語学学校のクラスは上級、中級、初級とわかれていた。僕は中級だった。

 

食堂ではクラスの人とは食事をせず、できるだけ上級生の人と友達になろうとした。

 

いろいろなきっかけが生まれ、僕は眼鏡をかけた細身の男性と仲良くなった。

 

彼は別の中級クラスにいた。

 

帰り一緒に帰る様になる。

 

帰る前にトイレに行くと彼はかならず、扉のある個室トイレへと入っていく。 

 

後に彼が同性愛者であることを告白した。