水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

古い音楽を聴いててダサいと言われた

古い音楽とはなんぞや 

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ビートルズをずっと聴いている僕は「古い」と小学生の頃クラスメートに言われていた。

後に謎の死をとげたクラスメートはビリー・ジョエルを持ってきて、学校で何度か聞かせられ、家にも持ち帰ってきいて、これはいい物なのだと自分でMind controlしたが、どうしても好きになれなかった。

 

60年代の音楽を聴いて何が悪いのか。

僕にはわからなかった。

その時はクラシックと60年代しか聴く気がしなかった。

 

しかしさすがに中学に入ったらビートルズは卒業かと思っていたそんなときに、ストーンズが耳に入ってきた。

 

彼らの音楽は60年代でも凄く新鮮に感じて、完全にとりこになった。ビートルズは大ファンだったけど、ビートルズは(もちろん曲によって)チープな感じと飽きる曲が結構あると思い始めた。

 

その時からほとんどビートルズを聴かなくなった。

 

メインストリームな音楽は好きにはなれなくなっていく。

 

Stonesがメインストリームではないというのは、おかしな意見かもしれないけれど、ビートルズに比べればならず者で、デビュー当時から人気があったバンドでもない。 イギリスにでも行かない限り、ストーンズ好きだと学校のクラスにいっても、うんうん、僕も好きだよといってくれる人はそんなにいないだろう。

 

ビートルズが解散する前にもヒットはしていたけど全盛期は70年代前半。

 

なんかそんなところも好きだ。

 

激しい音楽は一切聴かないときめていたし、決めなくても大嫌いだった僕でも、なんというかすーっと入ってきた。

 

ビートルズをきいて、かっこいいという印象はなかったけど。

 

ストーンズはまちがいなく「かっこよかった」

 

たまたまそのときテレビでやっていた69年に行われたHYDE Parkコンサート(生ではないですよ)をみて前にもここで話したかもですが、ミック・テイラーが大好きになった。

 

僕は彼らがある意味でビートルズよりも60年代の中、非常に異質で、抜きに出ていたと思う。

曲紹介。

この曲なんて60年代とは思えない。