水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

初めて女性の部屋に入り、初めて女性から音楽CDを借りた – イギリス留学<準備編>

感動とは 

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彼女は僕にCDをUKロック教育のために貸してくれた。

どれもこれも不可思議なCDジャケットだった。 彼女はごにょごにょとこれは何々系だとか、これはいつのものだとか、僕が知りもしない言葉を沢山と使い。僕はただ聞き流しながら。CDを手に取った。

そのリストがこれ。まずはスミス

 

The Smiths - Strangeways Here We Come

youtu.be

 

これは...とても衝撃的だった。

The smithsの最後のアルバムというのは後で知ったけれど。後で聴いた他のアルバムとは全然違った。 なんとも不可思議で、抽象的で、

 

掴めないけどそこに存在してる力強さがあった。

 

特に衝撃だったのはこの2曲

 

The Smiths - Death of a Disco Dancer

 

youtu.be

 

不思議な...曲。 

 

地球の割れ目から聴こえるような奇妙な声。 魂に語り掛けるような演奏。

 

The Smiths - Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me

youtu.be

 

スミスの曲で一番美しい曲だと思う。 

 

曲を聴くのもある意味でスキルが必要であると思う。

「暗い」とか「声が気持ち悪い」とか

そんなことどうでもよかったりする。 曲全体を魂で聴けばいい。

 

固定概念が人間はありすぎるから。単純なおとしか聴き取れない。

 

抽象絵画にしてもそう。わからない。のではなくて、

 

魂の耳と目を澄ませばいい。

 

聴いたことも無い音楽を聴くと魂が震える。

 

「なんだこれは???」

 

と思う。 

 

最近の音楽を聴いてて「なんだこれは!!!」っという感動がない。 ビートルズを聴いてた時でもあんな昔の音楽なのに「なんだこれは!!!」ってなる。

 

新しく創造されるものなかに「なんだこれは?」がないのは悲しい。そういうものを創っていきたい。

 

それは奇妙で、不可解で、心地良くて、感動的なもの。