水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

留学する意味⑪<鬱から逃れる魔法の使い方その1生活改善>

窮地が持続すると鬱になる。

 

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Artwork by Satoshi Dáte

備えはどうしたら蓄えられるか。

魔法の世界への扉を出現させるには、耐えて耐えなくてはいけない。まるで冬眠してる熊さんのようです。

 

苦しくて、頭がおかしくなりそうな自分。

 

見失いそうな自分。

 

殻に永遠に閉じこもるかもしれない自分。

 

そんな自分がみえたとき、どうしたらいいか?

 

そうならない様に

 

「健康的な蓄え」で冬をしのげば

 

光輝く扉がやってくる。

 

それは日々の生活の仕方だったり、良き友人だったり、物のみかたの柔軟性だったり、良くないものを良いと思える創造性だったりする。

 

そんな蓄えがまったくないという人はどうしたらいいか?

 

少しずつ「今」から蓄えればいい。

 

今窮地に立っていて、蓄えがない時は、悪い友人をつくったり、欲望に身を任せたり、日々の最低限の生活を怠ったり、不安をあおるものばかり読んだり、聞いたりしなければいい。

 

鍵となる事は以下の4つ

 

日常の生活

 

良き友人

 

柔軟性

 

創造性

 

<日常の生活>

 

ポジティブになれと言うけれど、どうやったらポジティブになったらいいのかわからない。

ネガティブな気持ちがどんどん押し寄せてきて、どうしようもないからだ。

 

そんなときに自然を見るとハッと気付く。

 

鳥たちは、朝ちゃんと起きてこんな寒いのに、群れで飛んだりしている。 

 

「元気だなー」

 

鬱とかならないのかな?

とか思う。

 

起きたくないな、寒いしな。 とか考える暇はないのだろうか? 

それとも鳥さんたちの脳がそんなに発達してないからだろうか。

 

彼らは毎日毎日ちゃんと日常を過ごしている。 動物でも鬱になると聞いたことはあるが、みかけたことがない。

 

基本的にはみんなポジティブに生きていると思う。

 

そもそも、そうでなかったら生活できなくなり、息絶えてしまうから。

 

人は不思議なことに自ら死に向かえる。 自然から抜け出したからだろう。

 

ポジティブとは、何も考えずにただ日常をこなす事だけなのだろうか?

 

もしかしたらそういう単純なことかもしれない。

 

苦しさを感じたら、

日常のリズムを狂わせない。 

 

朝起きたらすぐ口をゆすいで、うがいして、顔洗って、少し体操をして、白湯を飲んでから、朝食をとる。

 

これだけしただけで、随分違うと思う。 眠かったら外に行って散歩に行く。 何も考えずに外に出る。 

 

仕事をして、趣味をして、三食ちゃんと食べて、お風呂に入って、顔を洗って、歯磨きして、ストレッチして、本を読んで、寝る。

 

仕事がなくても何かやりたい事はあるはず。 料理を作ったり、英語や語学を勉強するのでもいい。 新たな日常のサイクルを作る。 

 

自分の心の回復の歯車を沢山作るかの様に。

 

ほんの少しでも興味のあること、必要以上にワクワクすることも大切。

 

イギリス留学を初めて間もなく僕は完全に鬱状態になった、そこまで大げさなものかどうかはわからないけど、1,2か月ベッドから起き上がれなかった。人とは完全に遮断して。ただご飯を食べていただけ。苦しすぎて起き上がれなかった。

 

でもその時魔法の扉は現れなかった。むしろ悪くなる一方だった。

 

起き上がって普通の日常生活を始めた時に変化が起き始めた。