窮地が持続すると鬱になる。
備えはどうしたら蓄えられるか。
魔法の世界への扉を出現させるには、耐えて耐えなくてはいけない。まるで冬眠してる熊さんのようです。
苦しくて、頭がおかしくなりそうな自分。
見失いそうな自分。
殻に永遠に閉じこもるかもしれない自分。
そんな自分がみえたとき、どうしたらいいか?
そうならない様に
「健康的な蓄え」で冬をしのげば
光輝く扉がやってくる。
それは日々の生活の仕方だったり、良き友人だったり、物のみかたの柔軟性だったり、良くないものを良いと思える創造性だったりする。
そんな蓄えがまったくないという人はどうしたらいいか?
少しずつ「今」から蓄えればいい。
今窮地に立っていて、蓄えがない時は、悪い友人をつくったり、欲望に身を任せたり、日々の最低限の生活を怠ったり、不安をあおるものばかり読んだり、聞いたりしなければいい。
鍵となる事は以下の4つ
日常の生活
良き友人
柔軟性
創造性
<日常の生活>
ポジティブになれと言うけれど、どうやったらポジティブになったらいいのかわからない。
ネガティブな気持ちがどんどん押し寄せてきて、どうしようもないからだ。
そんなときに自然を見るとハッと気付く。
鳥たちは、朝ちゃんと起きてこんな寒いのに、群れで飛んだりしている。
「元気だなー」
鬱とかならないのかな?
とか思う。
起きたくないな、寒いしな。 とか考える暇はないのだろうか?
それとも鳥さんたちの脳がそんなに発達してないからだろうか。
彼らは毎日毎日ちゃんと日常を過ごしている。 動物でも鬱になると聞いたことはあるが、みかけたことがない。
基本的にはみんなポジティブに生きていると思う。
そもそも、そうでなかったら生活できなくなり、息絶えてしまうから。
人は不思議なことに自ら死に向かえる。 自然から抜け出したからだろう。
ポジティブとは、何も考えずにただ日常をこなす事だけなのだろうか?
もしかしたらそういう単純なことかもしれない。
苦しさを感じたら、
日常のリズムを狂わせない。
朝起きたらすぐ口をゆすいで、うがいして、顔洗って、少し体操をして、白湯を飲んでから、朝食をとる。
これだけしただけで、随分違うと思う。 眠かったら外に行って散歩に行く。 何も考えずに外に出る。
仕事をして、趣味をして、三食ちゃんと食べて、お風呂に入って、顔を洗って、歯磨きして、ストレッチして、本を読んで、寝る。
仕事がなくても何かやりたい事はあるはず。 料理を作ったり、英語や語学を勉強するのでもいい。 新たな日常のサイクルを作る。
自分の心の回復の歯車を沢山作るかの様に。
ほんの少しでも興味のあること、必要以上にワクワクすることも大切。
イギリス留学を初めて間もなく僕は完全に鬱状態になった、そこまで大げさなものかどうかはわからないけど、1,2か月ベッドから起き上がれなかった。人とは完全に遮断して。ただご飯を食べていただけ。苦しすぎて起き上がれなかった。
でもその時魔法の扉は現れなかった。むしろ悪くなる一方だった。
起き上がって普通の日常生活を始めた時に変化が起き始めた。