水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

留学する意味⑫<鬱から逃れる魔法の使い方その2良き友人>

窮地が持続すると鬱になる

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Artwork by Satoshi Dáte

良き友人

を作る。四面楚歌になり、電車があったら飛び込みそうなとき、ビルの100階にいたら飛び降りそうなとき。良き友人は助けになる。

そんな苦しい状態は私の人生にやってこない。というかもしれない。

人生100年として、100年間でそういう状態が絶対にないとなぜ言い切れようか?

 

はっきりいって絶対にある。

 

ないまま生涯を終える人は、見て見ないふりをしてるか、まわりに守られ過ぎているのだろう。

 

厚さ50cmのコンクリートの膜に覆われて生きる人達は自分が存在している事すらわからない。そして感じることのできる「本当の自分」はその膜の内側にも厚さ1mの壁を作る。

 

だから自分を感じることすらできない。

 

体と精神と魂がまさに分離している状態。

 

体は好き勝手に動いて、魂は閉じ込められたまま。

 

そんなときに厚い厚い壁を壊して、手を差し伸べてくれる人がいる。

 

自分で気付かないときに、気づいて壁を壊し始めても、どんどん厚くなる壁に圧倒されて何もできない。

 

そんなときに向う側から手を差し伸べてくれる人がいる。

 

良き友人はそんな簡単にできない。

 

年上だって、同い年だって、年下だって、人種が違ったって、男性だって女性だって宇宙人だっていいから。

 

話を聞いて、受け入れて、浄化して、軽い気持ちにしてくれる人を周りに集めよう。

 

少しずつでいいから。

 

ー友達なんてできない。いない。作り方もわからない人

 

趣味が合う人達が集まる場所にいってみては? Meet upとか。 お稽古とか。

あなたと繋がる人は必ずいるから。

 

僕も友達はほとんどいなかったです。学校でも1人か2人かでも彼らはソウルメートと言うほどの人達ではなかった。 僕は音楽雑誌で文通をして友達になった。年上の女性ばかりだったけど。ライブを一緒に観に行った。

 

自信がなくて、世界で一番醜い人間と思っていた僕なのに、友達が出来たのだからあなたにもできる。 そう信じればすぐにできる。

 

ー友達はいるけど、嫌な友達ばかり。

 

そういう人はすぐに断ち切ればいい。情なんていらないから。遠くへ遠くへ行ってしまえばいい。

 

一人でいいから。何人もいらない。

 

インターネットでとにかく友達を増やそうとする人。エネルギーが浪費するし、逆に友達の濃度は浅くなっていく。 友達は一人だっていい。

 

あなたを理解してくれて、手を差し伸べてくれる。