水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

留学する意味④<自分を成長させる訓練>

自分を見つめるために 

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Artwork by Satoshi Dáte

例えば断食をしてみるとか。断食は7日間までやりました。スペシャルジュースと水のみ。

まあ訓練と言うのはそういう肉体的な訓練ばかりではないけど、境地に立たないと人は成長しない。 

 

例えば今書いているボストンのはなしも。 またイギリスでもどん底の生活をする。

 

留学はそんなに苦しいものなのか?と思うが、留学が苦しいんじゃなくて、生きるのが苦しいんです。 ジャングルにいたわけじゃないけど。 

 

なんかAlone(サバイバル番組)をみてむかしの自分を思い出した。

 

以前瞑想キャンプに行ったのだけど...そこではやく100人くらいの人が集まって、10日間一切コミュニケーションをとってはいけないという約束だった。

 

携帯、パソコン、なにも聞いちゃダメ、読んでもダメ、アイコンタクトもだめ。

 

僕は

 

天国みたいな環境!やってみたい

 

と思った。

でも1,2日でみんな脱落していった。

 

僕やよくわからない。

 

決めてきたのになんで辞めるのか...ご飯もあれば眠るところもある。なにが苦しいのかさっぱりわからなかった。 

 

Aloneにくられべれば相当らくだ。 

 

そこで僕はより我慢強くなったし、アイデアも沢山浮かんだ。

 

瞑想にいったり断食することだけが訓練ではないけど、生きている中で普通に壁には当たる。

 

そこでやはり、四面楚歌の状況を作ることもまた大事だ。

 

精神がおかしくならない程度に、

 

死なない程度に。

 

イギリスでもおかしくなってしまった人が何人かいた。

 

まるでゲームをやっているようだ。

 

がけっぷちにいきなり立たされて、牛か馬かピカチューかそれともアルパカか(僕はピカチューもアルパカも恐い)が貴方めがけてはしってきたとする。

 

さあどうするか? 

 

本当にそんな感じがしたことがなんどもあった。

 

一本の細いなわの上を渡らなくてはいけないときも。

 

なんどもあった。それは物理的に出はなくて精神的に。 

 

さて、そこで死なない様に、おかしくならないように何とか生きるのはどうしたらいいか。

 

やはり周りに素敵なポジティブな信用のある人を集める事。 

 

でも彼らが横にいて、その綱渡りを手伝ってもらったら意味がない。 

 

最後の最後で死にそうなときに使うカードなのだ。

 

可能であれば自分の切り札も用意する。

 

「武器」かもしれないし、そう、「魔法」かもしれない。

 

そういった得意技や武器はこういった試練を乗り越えれば乗り越えるほど備わっていく。 なるほど

 

では名刀正宗を見してください。というかもしれませんが! 

 

これも非常に抽象的な世界に存在するので見せようがない。

 

続く