水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

中国がイギリスに攻めてきた

誰も予想してなかった攻撃

大空が見える。 僕は顔を45度 斜めに向けて大空を見る。 心はリラックスしている中で不安がよぎる。

 

僕はイギリス北部にある小さな島にいる。

 

このアイスランドのような(行ったことはないが)、 小さな町はほとんど何もない。軍のベースキャンプからドローンのようなもので僕は街全体を眺めていくが、全てが一つ一つ、例えば スーパーマーケットが一つ パブが一つ レストランが1つというような感じである。

一角の角にパブがあったような気がする。ほとんどのものは四角いブロックに全てのお店があるようにも感じた。

 

 中国は台湾に攻めたのではなかった。

イギリス北部の小さい島を攻撃してきた。

こんな小さい村のような島だから、攻撃なしで簡単に占領できるようだ。

 

僕はいつのまにか小さい狭い排気口のような小さな通路に体をうずめていた。

芋虫のように前に進もうとした。

 

入り口は2m四方の四角いトンネルのようなところから入る。背のほうから真っ白な光が差し込む。 ひらけた場所から入ってきた。排気口は四角い、3mほど進むと、右に90度折れる。 出たところはちょっとした空間で木片と鉄線でつくった簡単なバリケードがはられていた。 しかしそれは簡単にとおりぬけそうで、奥には畑のような大地がひろがっていた。

 

この狭い通路を通る意味があったのだろうか?

 

 特に大きな意味があるとこではないと思って僕は引き返す。(なぜか面倒な通気口を通って戻る)

 

 どうしても前に進まないと、どこからか声が聞こえて、Do not push,... とどうやってこういった狭い場所で動くかを教えてくれた。

 

体をリラックスさせることによって先に進めることに気づき

 

ただ足で自分の体を前に押して、少しずつ少しずつ前に進む。

ありえないと思うような狭い通路を通っていく。

 

出たところには誰かが待っていたようだ(いなかったかもしれない)。

 

 この街は占領されたようだ、 イギリスも不意をつかれたようだ。

 

(にしても、すぐに奪還にくるのではないか?)と思った。 小さい町だから、なにも気にしないかもしれない、こうやって少しずつ少しずつむしばんでいって、全体を乗っ取る気なのだと思った。

 

それにしても中国人の軍隊は一人もみなかった。ほとんどが白人の軍人ばかりだった。それは守る側の軍人をみたのかもしれないが、雰囲気としては占領した側のような態度だった。

 

 辺りは暗くなって僕はどこかに早く行かなきゃいけなくなる。

友達が数名いる。 キャンプファイヤがありそうな場所で、日本の祭りのような場所で、みたらし団子かあんこの団子を作っている。

団子は山のようになっていて、僕らは なぜかお金を払って作らなければいけない。

 お金を払うと言っても300円程度だった。 僕は渋った。

 

そして僕は言われた通りに餡子を団子の中に入れて沸騰された水の上に水平におく。

 こんなことしても みたらし団子はできないと思い巨大な山になった(自分の体より大きな)、 火がついているところへ僕は団子を炙る。

しかし 時間が経っても 出来上がらない。

 

この後占領した島全体を爆破させることにしたようだ。僕は意味がわからなかった。

 

場面は変わって、だれかの家にいる。そとは入り組んだ近未来的な住宅地で(エッシャーの絵のような空洞がある住宅地)今いる家は2階の高い部分から家が築き上げられている。

 

玄関にいいる。 (きっとこれはK.Mの実家近くにある祖母の家だろう。2週間前に訪問した)

 黒い犬が現れる。

 

犬というよりも それは別の動物のようで。 野生の小さなバクが何かのようだったか。

(この頃、野生の動物が出るから気を付けるよう注意されていた。実際日本では熊やイノシシが温暖化のせいかで街にでるNewsが度々報道されていた)

 

(黒い犬は昔飼っていた柴犬の足をかんだり、足の骨を折ったりと、彼の天敵であり、僕がおそれる犬の色でもあった)

 

野生だから何か病気を持ってるかもしれない。 僕になついてドアの中に入ってくる。

 僕は少し哀れに思って中に入れる。その中に入れる前に彼は糞をした。

 

 中に入ってまた尿でもたらすのではないかと、不安になったが、汚いけれどかわいかった。 

 

犬は心地よさそうに這いつくばって、ドアの外を眺めるのだった。