また「彼女」が現われた。
グレーな空。空虚感を感じるどこか。僕はあきらかに親近感がない場所にいる。
期待と裏切りとちょっとな苦しみと、恋しさがある夢。
彼女は旅の途中のようだ、(現実世界:彼女は同じ場所に留まることを嫌う)。僕らはホテルに泊まっていて、彼女は別の部屋にいる。僕らは「一緒」ではいない設定だ。
外に僕は用事にでる。 グレーな空に大きな道を歩く。 まわりにはぽつぽつともうしわけなさそうに、申しわけなさそうなビルがたたずむ。 都会ではないワルシャワを思い出す。
駐輪所と駐車場を通り過ぎる(往復で2回下記の状況をみる)。 ちょうどLondonのKingland roadのロシアンビリヤードがある場所に似てる。
中国人のような女性二人が、自転車を移動している。 ベルトコンベアのようなものが自転車をうごかし、障害物を避け、斜めに最後は移動し、障害物の裏にいる女性がなにかをしながら、自転車のかごにあるものを外に無作法に放り投げる。
「なにをしているんだろう」
彼女のことを忘れるかのように、どうでもいいこと、わけのわからないことに没頭して現実から逃げ出そうとしてる僕の表れかもしれない。
僕は彼女がいるホテルに戻る。
彼女は僕の部屋にはいってきて、服を脱ぎだす。 彼女の体には変化があった。顔はすこし変化し、胸のはりがなかった。
上半身裸のまま彼女はシャワー室にはいる。
なにか言い訳をして僕の部屋に入ってきたようだ。
なにかに急いでいる。どこかにいくのだろうか。
彼女はシャワーの後僕にベッドの上でキスをする。5秒くらいして、僕がキスをしかえすと。
「無理、無理、無理!」
といって押しのける。
ぼくは彼女のいった事を真に受けて、彼女からキスをしてきたのを忘れてしまう。
僕は苦し紛れに彼女に「かわいい」と言ったが
彼女はきいてもいなかった。
なにかにまたイライラしてるようだ。
キッチンに行く。キッチンはすこし物で散らかっていた。(現実:前日スタジオを整理して、物の整理ができずすこし混乱していた)
動かすと、キッチンのコンロか、流し台の奥に大きな無駄なタイルでできたスペース(流し台やコンロと同じレベルの表面)ができた。
「ここで眠れるな、でも寒いだろうな」と僕はふと思う。
いつのまにか彼女は狭い部屋でシングルベッドに寝ている。
「疲れているんだな、でも安心する、彼女はここにいるなら」
夜10時くらいになっても起きないのでぼくは友達と会話するのをやめて起こしに行く。
(現実:前日昼寝をしているフラットメートを歌を歌って起こしてしまった)
僕は上から抱えるようにのしかかって、甘い言葉で起こそうとする。
彼女は起きたが、いつのまにか彼女は僕の母親になっていた。
すこしだるそうだ。母親はいつも寝ていた。小さい頃から。 祖母に話を聞いても「いっつも寝てたわね」と。
体の具合が悪いのか、だらしないのか。僕はわからない。 仕事はオーケストラで働いたのみ。 仕事や社会では生きていけない人間だとは思った。
彼女がだらしないのか、つねに体調が悪いのか。僕は永遠にわからないとおもう。
彼女はだらしなくはないが、よく寝てる印象がある。 女性は、お付き合いした人すべて、よく寝てるイメージがある。
でも平均で女性の方が睡眠時間は短いはず。
昼寝は換算しないのかもしれない。
彼女はまた僕の視界いっぱいに顔を押し寄せてくる。 以前の夢と一緒だ。
彼女はとってもにこやかで幸せそうだった。
僕は安心した。
そして久しぶりに彼女を恋しいと感じる。
僕たちは無意識の中で深く愛し合っていることを感じる。
他人には理解できない確かな真実がそこにあるのを僕は知ってる。
かわいさや美しさなんかを超越した何か。
Beyond the Universe
R.S.
Happiness 3
Reality 9