水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

現実逃避でない現実逃避

過去と未来を忘れる

f:id:SatoshiDate:20200127030441j:plain

スナドリネコさん

留学とか自分の今までの環境と違う場所で生活しだすと。いろいろストレスがたまる。溜まりすぎて頭が爆発しそうになる。

 

小動物系の僕はよりストレスを感じた。

 

ストレスと言うか、なんかわけのわからない虚無が襲ってくる。

 

だから自分を洗脳して

 

「ごっこ」

 

をするのもいい。

 

自分が戦場にいるような、

 

スパイ映画にいるような、

 

漫画の世界にいるような

 

僕はここでこいつを倒さなくてはいけない!

 

これは特別任務なのだ!だからここは耐えなくては!

 

とか

 

自分が漫画の主人公になっているふりとか。

 

バカらしいけど意外とこれがセラピーになるのだ。

 

環境が違くなくても

 

普段生活してて、いやな同僚がいたり、いやな友達がいたり、失恋したりとか、

 

苦しい時は

 

自分を洗脳するのがいいと思う。

 

失恋とかでも、

 

これは次のステップへの試練であり、これを乗りこえないと素敵な人に会えないのだ! これは神様が送ってくれた試練なのだ!! 

 

とか

 

あんな人とるにたらん。自分が未熟だったからあんな人に恋をしたのだ。 もっと上を目指そう。

 

とか。

 

とりあえずその場を回避することは「ずる」ではない。

 

あとで何回でも思い返せるし、反省することもできるから、苦しいならとりあえずは、悩むよりも自分をPositive思考に変更させることが先決である。

 

今スロヴァキア人の男性から恋愛相談を受けているけれど、同じやりとりの繰り返しになっている。

 

「君の意見はすばらしい!そうだね。ぼくは彼女をリスペクトしないといけない!」

と言った数日後に

 

「いや、彼女はひどい、僕に連絡しないなんて」

 

「あのね…」

とまた同じような事を彼に伝えて納得させる。

 

それの繰り返し。

 

こうなったら自分を洗脳するしかないのである。

 

自分の夢や目標に到達するなら、すこし現実逃避したっていい。

 

いや実は現実逃避ではない。

 

そこに留まって過去のことに悩んだり、未来に不安を抱くことが現実逃避なのである。

 

目の前にある面白い事に集中して、クッキングしたり、部屋を掃除したり、友達と建設的な話をしたり。 

 

今ある悩みを「現実」、「今」と繋げないことこそ

 

現実の中で生きているといえる。