日本人は皆自信がない。Noという力
「今日でもいいからすぐにそこを出たら?」
僕は彼女に伝えた。
彼女はロンドンになにか新しいことをしたく来た。
でもいまはなにか変な場所にとらわれている。契約が終わるまで待てばすむことだけど、彼女はいま自分の心を傷つけている。
今の状況を脱却できなければ環境を変えても同じ。
彼女は僕と話したいという事で、僕の家にきて話をしにきた。 彼女と2-3時間話をしました。
そこで二人で
「人生の中で何が逃げで、何が試練になるのか?」
という疑問が浮かびました。
僕は
「その経験全てが試練であるけれど、自分の健康を害するもので、それ以上何かをしても変化がないのであれば、その場を離れることもまた挑戦であり試練であると思う」
と思いつき彼女に伝えました。
眼をとじて、ゆっくりと自分の心にたずねて。
一番光りが輝くところ。
自分が今の場所にいてその後何がおこるか、感じること。そこに真実があるかどうか、未来があるかどうか?で判断したらいいと思います。
前に伝えたフラットメートで物を盗んだり、脅したり、首を絞めたり、僕の付き合ってる女性を突き飛ばしたりという男性とすんでいて、ノイローゼになりそうだったんですが、
「自分がここを出て行くことはない、彼が出て行くことのほうが筋が通っている。
ここは僕の家、そして輝かしい未来がここにまっている」
と感じました。だから2年間我慢してなんとか追い出しました。
それは逃げではなく試練であったと思います。
相談してきた彼女は僕に相談しに来た後2日後にそこから
夜抜け出したそうです。
彼女にとって勇気のある行動だったと思います。
自分が苦しいと思うのであればすぐにでも
「NO」
という習慣をつけましょう。
それが自分勝手な行動でないのであればそれでいい。
日本人は皆
「私は意見を言えるほどの値がない」
と信じきっています。
それはすべて他人や社会が作った幻想です。
自分の主張ができるようになれば、私たちをコントロールする強い悪い力から脱却でき、彼らもまた変わっていくでしょう。