水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

昨日会った人が裸の女性として現れた

イギリス人でよく喋る

Artwork by Satoshi Dáte

彼女は僕の知り合い、僕に興味がありそうでよくわからない。話し始めたら止まらない。友達は完全にオタクだと言っていた。 むしろその語りに恐怖を感じたという。

喋らなければおっとりとしてそうな感じの良い若く見える女性。

 

昨日はフィジカルにとても近くにいたので、何かしらのコネクションを感じた。

 

が、僕にとっての恋愛対象の人でないことは奥底でわかる。

 

昨日の夜。3回ほど「彼女みたい」な人が夢に現れた。

 

実際はとてもファッショナブルで暖色系の服を着る。昨日は帽子をかぶっていた。帽子をかぶる人は(寒いとかでなく)自分を守りたい人、自信がない人が多いという。 以前大恋愛をした女性は自信がなく家でも帽子をかぶっていた。

 

「こうすると落ち着く」

 

らしい。

 

冬なので寒い。だから昨日会った女性は帽子をかぶりたくてかぶってたわけではないだろう。 

 

僕は温かい日が照る2階建てと思われる家にいる。外には土手が見えて、彼女が手を振ってる気がした。いつの間にか彼女は部屋にいて、なにかとてもよい温かい気持ちを与えてくれる。

 

僕はお風呂に入る。なぜだか夢の女性も後からはいってくることになる。そしてもう一人の男性の友達もしくは僕の家族の一員がはいってくる。

 

裸になることは当然であり、なにかいやらしいことではない気がした。

 

僕は服を脱ぎ、お風呂場に移動する。ガラス戸がある。 かなり大きな場所でホテルのちいさな浴場のようにも感じられた。

シャワーがあちらこちらに動き、着替え所を水浸しにしてしまう。

 

僕は自分の服が濡れないように高い場所へと置く。そうしたら、そこにガラス戸の替えがある。

 

男の人がやってくる。従業員だろうか。

 

彼女がやってくるとワクワクしたが、場面は切り替わる。

 

カフェのようなバーのような場所にいる。やたらと暖色系のPopな色の家具にうめつくされていた。

 

彼女はまたとても親しげに僕に話してくれる。 僕のあの「彼女」を思い出す。だがこの人の顔はだれだかわからない。日本人のような西洋人のような。

 

美しいというよりも、親近感を感じる。 とても暖かく、すべてを許してくれるような人。 ちかくにいっても何も文句を言わなそう。

 

だけどそんなことをしてはいけないと拒絶感を自分の中で感じる。

 

僕はただ彼女の話す話をゆったりと聞いている。

 

分析:この誰だかわからないけど、誰かっぽい女性とはいったい何なのか。 ときおり絶世の美女たるものが現れるが、いやそれは過去にあらわれたのみだ。でもその美しい女性なり風景なりは一度も観たことがない。はずなのだ。 誰だかわからない人は、これから現れるだろう、もしくは現れてほしい女性像、友達像ではないかなとおもう。

土手は奈良の五条を思い出す。 平和な気持ち。

お風呂場は時々夢に出てくる。 水浸しは、これからやってくる人に迷惑をかけてしまうことがとても悪く感じる罪悪感。 

でもそこまできにならなかった。

 

嫌な気分は今回はなく、とても落ち着いていたし、がっかり感もなかった。 普段の生活でいつも会える誰かのような気もした。

 

Happiness: 7

Reality: 3