水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

ロンドンで日本人ゲストが「Fuxk」と浅黒い巨体に向かって…

日本人も結構すごいことする。

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ホストがこんな話をした。

 

「君は日本人だけど、よく話すね。感じがいいしもっと長く住んでもらいたいね」

と言ってきた。

 

 

「日本人はみんないい人が多いけれど、困ったやつが一人いたな」

とホスト。

 

僕は

「へー。それはどんなひとだったんですか?」

 

彼は

「君たちは物静かだけどなにを考えているかわからない不気味さがある。」

 

(うーむ否めないかもしれない)

 

英会話について日本人の英語講師がテレビで

「日本人はうつむいてぼそぼそと首を振りながら喋るから(たぶん中年のビジネスマン)牛にみえる」

とアメリカ人に言われたことがあるそうだ。

 

不気味で、牛みたいで、いつもなにを考えているのかわからない。

 

不思議な民族である。

 

「いつも電気を消して寝るように。と注意したんだ。 勿体ないからね。」

 

基本的にイギリスのホストは恐ろしいほどケチである。 これが

 

「おまえが電気代を余計に使うとこっちが払わなきゃいけねーんだよ」

と言っているのか。

「無駄なエネルギーの消費は地球によくない」

と言っているのか。

 

わからなかったけれど、この叔父さんは前者のことをいっているんだと感じた。

 

「それで、この日本人学生は、いつも注意するあとに、すみませんすみません。Sorry Sorryと頭を下げて謝るんだ。」

だけど彼が出て行って彼の部屋に入ると。

 

「壁一面に...」

 

なんと!

 

「Fuxk YOU」 「って書いてあったんだ」

 

おおお。

スゴイなこの日本人。

 

さて、この話の教訓は何であろうか...

 

たぶんこの日本人は英語ができなかったんだろう。それか意志疎通するのが下手だった。いやそれは間違いないと思うけど。 ホストも彼の内面を感じることができなかったのかもしれない。

 

彼としては、光がないと眠れない人だったのかと思う。

 

眠れないのならしょうがないのではなかろうか? ジャングルの奥地にいって、

 

「光がないと眠れないの…」

とかいったら張り倒されるかもしれないけど。

 

どちらにしても二人で対話をして話せばよかったこと。

 

この話については僕は特に何も言わなかった。

 

イギリスには電気をつけて寝ないと眠れない人はいないのか?

と僕は不思議に思った。

 

これも日本の贅沢病だろうか? 

光がないと眠れないというのは実に不思議である。 光がないところに行ったらどうやってねるのか、不眠症になって挙句の果てに死んでしまうのだろうか?

 

夜行性なのか?

 

いっそ虫になってしまったら気が楽なのではないか?

 

といろいろ想像してしまう。

 

Fuxxと書いたのは日本人だったが、この三国志に出てきそうな巨大なインドのおじさんが逆に恐くなった。