水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

得体のしれない美しさをもつ女性を探そう

女子高生は神秘

 

僕は三鷹台駅から徒歩15分ほどのところにある昔の実家ちかくで浮遊していた。

 

Eマンションだ。 Eさんはオーナーで向かいに大きな家を構えてそこにすんでいた。 白いコンクリートのマンションで、40年くらい前に建てられたと思うが、考えてみれば結構頑丈で、何十年も持ちそうなモダンな建築だ。 

 

まさに夢に出てきそうな不思議なつくり、マンションの部屋は10くらいあって、子供たちは簡単に敷地内に入れる。

 

友達も数人そこに住んでいた。

 

そのマンションの部屋のひとつに僕は行ったり来たりする。 別のところに行って、アシスタントが誰か何か仕事しなきゃいけなくい。典型な南アメリカからきたような女の人がいる。  すごく背が高いような気がしたけどぼくと同じような背丈のような気もした。

 

感じが良いひとだった。 誰だか本当にわからないのを不思議に思うけれど、とてもセクシーな人で

 

「マッサージをしてあげるよ。」(性行為?)

 

と言ってきた

 

ちょっと寒気があって弱っていたので温かくしてほしいと思った。

 

彼女が肩に手をあてると、温かくなるような感覚があった。

 

1階の奥の家に行くような感じだった。

 

彼女と二人きりになるような雰囲気でもないし、なにか新しいことがはじまる感じ。

 

彼女は日本人のような気もした。

 

実際の世界で思い当たる人が周りにはちょっといないかなと思う。

 

ぼくは彼女を上から下に見るように目を動かす。実は僕は見上げてみていたかもしれない。

 

年下の女性でないような気がするけど年上のような関係だった。

 

僕はわかいころ女子中学生高校生にとても美しいなにか神秘的なものを感じていた。

ところが自分が大人になって彼らをみると、そのなにかしら不思議な神秘的なものは消え去ってしまった。 ただ若い人。 見上げていた時のあの美しさが消えている。

 

女性というものはそういうものなのかもしれない。 

 

というのは今読んでいる「あなた」にとっての理想な女性

 

(すみません、女性が男性をみるときの感覚が100%理解できていないので、ここでは男性対象限定で)はそういった女性であることがまた「理想」ではないのだろうか。

 

なんだかわからないけど神秘的で、無条件で「美しい」と見上げてしまうような人。

 

崇めすぎることは危険ではあるけれど。 男性から女性をみるばあい、多少、外見的なということではなく、なにか得体のしれない、内側からこみあげてくる

 

「不思議な雰囲気」

 

それを尊重する。 そんな人に出会えたら、一緒に暮らせたら、わくわくした毎日がすごせるのでは。