水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

フライングな子供はコミュ障じゃない – イギリス留学<準備編>

生まれつき皆シャイ 

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写真を見返していると、

いかに僕がコミュニケーション下手だったのか思い出す。

 

とっても下手な話しかけかたをして、知らない人に声をかけていたかもしれない。

無理やり声をかけて、僕の描いたポストカードなど渡していたかもしれない。

そしてそれを記念にと写真を一緒に取っていたかもしれない。

 

もともと僕は内気で、人とのコミュニケーションが下手で、ボストンで少しはオープンになったものの、イギリスに来たときはまだダメダメだった。

 

でも全世界の人間が、もともとコミュニケーションがうまくて生まれてくるものだろうか?

 

と、ふと思った。

 

僕は生まれつきなのだろうか?

 

生まれた瞬間、人生よーいスタート。

 

人生は競争ではないけれど、

 

生まれる前から、コミュニケーションができる、フライングな人はいない。と思う。

 

だから生まれた後に、経験を積んでいないのに、みんなに仲良く、オープンで、自分を表現できたりするのだろうか。

 

遺伝子も関係あるのだろうか?

 

僕は生まれながらコミュニケーションが得意というのは。信じられない。

 

子供の時、乱暴ものだったり、みんなと仲良かったりしても、大人になってがらっと変わる人が多い。 

 

生まれながら、コミュニケーションが下手だったり上手だったりするのではなくて、

 

ただ単にうまく見える人は、鈍感であったり、コミュニケーションがうまいふりをしているだけだと感じる。

 

みんな結局はどこかでコミュニケーションを学ばないといけないものだと思う。

 

拒絶されたり、注意されたり。

 

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僕はイギリスに来るまで、訓練を受ける機会がなく、目の当たりにしたと言うことだ。

 

誰のせいでもなく、生まれつきでもなく。

 

一見コミュニケーションができる人でも、ただ大きい声で喋るだけだったり、うまく意思疎通ができてなかったり、訓練できない人が結構沢山いる印象を受ける。

 

イギリス人でも沢山の人に声をかけたりできるけど、特定の人や一対一になるとどう対応していいかわからなくなる人がいる。

 

国民性とかいろいろ言うけれど。基本的にみなさんShyなのである。