水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

生きる資格を下さい

日本に生まれると人権がない。

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Artwork by Satoshi Dáte

そもそも、日本人には人権がなにかわかっていない。英語でHuman Rightです。人間である権利。冗談抜きで日本にはないから。ピントこないんです。だから日本では悪い人とか社会的弱者に人である権利がないんです。

なんで僕らは生まれながらに人権を剥奪しようとするのだろうか?

生まれたときの赤ん坊を想像してみてください。 母親や父親はこの子が健康に育って、幸せになって欲しいと思うであろう。

 

だけれど大人たちは物心がついてからよってたかって、生まれてきた権利さえも奪うのだ。

愛情を与えないということも。これは含まれると思う。

 

愛は無条件であたえる。特に子供には愛情を与えなくては死んでしまうのだ。子供に皆が愛情を与えれば、こんな不思議な世界にはなっていない。

 

愛をもらって、好きな事をできるように、自ら選択して、

 

 

社会全体でなぜ恐怖を与えて、したいことをしてはいけない。

ましてや子供の頃は「夢を持ちなさい」といっておきながら。

 

上ってきたはしごをいきなり奪うのだ。

 

世界中の全員がやりたいことをしたら。

 

世の中混沌とするだろうか?

 

ぼくは逆だと思う。

 

みんなが「したい」事をして「幸せ」になれば。

 

世の中うまくまわる。

 

また多くの人は自分のしたいことを勘違いしている。したくないことをしたいことだと勘違いしてる。

 

考えてもみたらいい。

 

なんで人間は、お金や蓄えばかり考えるのか?

それは非常に自己中心的な考え方だ。

 

いまこの世の中は確かにお金で動いている。

 

だけど僕らはもっともっと考えなくてはいけないことがごまんとあるではないか?

 

地球を破壊し続けて、人を傷つけて、自殺してる人間を見殺しにして、隣人を助けない。

 

全体をみずに、お金とか、安定とかわけのわからない言い訳の言葉を用いて自分を誤魔化して生きている。

 

明日経済が破たんして、お金の価値が0になり、戦争が起こって、国境がなくなって、飢餓がはっせいして、地球の99%が海に飲まれたら、どうするのだろうか?

 

だから僕らは「したい」事の為に生きる。

そうしたら自然と周りの事を考える。

 

周りの事を考えて(経済、家庭、友達云々)自分を考えるのではなくて、

 

自分を考えて周りを考える。

 

生きるという事はこういうことである。

 

熱意をもって何かに取り組むという事は

 

宇宙全体で考えて、人をおもいやり、自分を愛し、生きることだ。

 

「生きること」をはき違えて、現実的とかいわないでほしい。

 

このNYで会った女性のほうが「彼ら」よりよっぽど現実的なのだ