NPO法人結び手の代表福岡 洸太郎さんとZoomミーティング
友達の紹介で、インドで貧困層の人たちを支える団体の代表洸太郎さんと話をしました。
必要最低限のことも出来ない家族、地域、特に教育に力を入れているという事。
青空教室みたいな感じで施設を持たずに、いろんな地域で行っているということです。
Netflixでこの前観た、Daughters of Destiniyを思い出した。
丁度このドキュメンタリーを見たときに、やっぱりインドにはたくさんの問題がある。一番親近感がある場所で、手を差し伸べたい、可能性が沢山にあると思っていたところでした。このドキュメンタリーは見たことがないそうでしたが、Super 30のアーナンダ氏と関わりもあり、映画を是非見てほしいと洸太郎さんに言われました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC30_%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E5%85%88%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%95%99%E5%AE%A4
今のところは、将来も何か施設を作るってことは考えてないそうです。
とても東大らしくない、雰囲気の思想文化学科というところを出ててほとんどのそこの卒業生が社会になじめないような人達らしい。 哲学を勉強したので真理を知ってしまったからかと思う。
その後 バックパッカーで世界中を周り、南アメリカに旅をしていた時に環境のせいで何もできない、何も夢を見れない人たちと会い、何かしなくてはいけないということでインドでNPOを始めたそうです。
彼が代表でもう1人しか日本人は現地にいないそうです。観光葬祭がない限り日本に帰ることはなく、5年間も活動を続けているらしいです。
問題があったら、ただそこを治していく、もぐらたたきの様ではいけない。 という話になり、僕のRoutes of Being
のように段々と波紋が広がっていくようなシステムを作っていきたいそうです。
Poverty Inc.
https://unitedpeople.jp/povertyinc/
の話をしました。 皆さん見たことがありますか?
実はチャリティーをすることでその地域がどんどん貧しくなるという話です。 本来は自立することが目的で、不必要になるまで食べ物や物を供給してもなにも意味がありません。洸太郎さんも同じ考えです。
「アフリカ」「インド」の貧しい人たちへ。というチャリティーのスローガンはイギリスでも日本でもみかけますが。それもまた「アフリカ人/インド人=貧しい」という先入観が蔓延して、負のスパイラルから出れなくなります。
「ああいう人たちは来ないでいい、すこし裕福になると潰しにかかってくる」
と洸太郎さんも仰っていました。
日本の地方でも同じことが起きています。一度復興のためのレクチャーをしたことがあるのですが、沖縄の市にあるイオンのせいで、アーケードはシャッター街になっていました。
沖縄だけでなくあらゆる場所で同じようなことが起きています。
日本では東京集中型。 世界では先進国集中型。 そもそも彼らはもともと貧しくなかった地域もあります。
資本主義のせいで奴隷と上級層を創り上げた部分も大いにあると思います。
洸太郎も考える、彼ら自らが何かできるような環境を作っていきたいという考えは非常に共感しました。
以前鳥取でもした、子供たちへのファッションショー、パフォーマンスアートなどできたらいいなとアイデアが浮かびました。
洸太郎さん曰く、子供はいいが、大人たちが
「そんな教育はいいから、物乞いに行かせろ!」
と言われたりすることもあるそうで。
大人たちともよい関係を築くためにも、チアフルな音楽やクリエイティブなイベントも交えてやることも大事なんだと仰っていました。
僕はアフリカでの問題を援助したいとも考えていましたが、アフリカと違ってインドは先進国の人たちがあまり入り込んでいない印象があります。
いろんなものがインドから生まれてきましたし、アジアということもあり、親近感を感じるんですよね。 前に訪れたときも、日本の70年代に足を踏み入れた気がしてとても心地よかったです。
そのインドから何か大きく、いろんなものが変わってくる、可能性が沢山あり、インドから世界を変えることもできると僕は
感じます。
アーティストではこんな日本人がインドで活動しているようです。紹介して頂きました。
https://www.instagram.com/tenohiratsukasa/
近い将来NPO結び手とプロジェクトができたらと思います。