水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

優秀な大学出だとイギリスビザが発行される

森美術館ではたらいていたMさんとロンドンで

とある北ロンドンのパブ

NY大学、UCL大学出身、森美術館学芸員アシスタントのMさんと出かけました。フィンツブリーパークのパブで飲みました。 K.Mさんあなたに顔が似ています。

 

森美術館の話をしたら キュレーションがひどいってこと同意してくれました。
今回の森美術館の建築の展示会で知り合った人の家に泊まらせてもらってるそうです。

 

それで僕の家の近くですぐ会えました。

 

こちらが展示。https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/heatherwick/

南アフリカの美術館行きましたが、いろいろなデザインしてるのですね。とても興味深い。こういうデザイン好きです。

 

Mさんは雰囲気のいい人で。台湾人っぽい感じの顔の人で親近感満載でした。

 

とても仕事ができる人という印象でありながら、がっつりいってない感じが好印象です。

 

イギリスのUCLに1年勉強しに来た時、あまりイギリス人が良い感じじゃなくて、差別を感じたとのこと。今回でイギリス人がみんな感じが良いので、印象ががらっと変わったらしいです。

 

僕も

「2年は住まないとわからないものです」

と伝えました。

 

僕も最初はみんな冷たいなー何だこの国とおもったものでした。

 

イギリスでのヴィザはなんと! NY大学をでているので、世界の最高峰大学をでてると無償で2年間Visaが出るそうです。よいですね。

 

僕が北ロンドンでギャラリーを経営したいと伝えたら、めちゃくちゃ興味を持ってくれました。 僕が毎年展示させて頂いてるFull⇔Emptyギャラリーの話も話題になりました。

 

ところが!

 

 急遽 パリの方でレジェンシー 決まったので 、ちょっと新しいところも行きたいということでパリのモンマルトルに3日後に1年住むことになったそうです。

 

殆どが アーティストでキュレーターとしていくひとはMさんくらいとか。 パリ南とモンマルトルと2つ場所があり、南の方は300人もレジデンシー作家がいるそうなので30人規模のモンマルトルにしたそうです。

 

ドイツに旅した話もして、やはり面白くないとのこと、ベルリン、アムステルダムは飽和状態。 みんな同じことをしている。

 

で、フランス 実は面白いのかなと思えてきました。

 

マルセーユには集合体のような場所があるそうで、しかもちょっと前まですごい危険ということも耳にし。 

 

そしてそして、2か月前くらいにマルセーユ出身の植物の波長を読み取って音楽にするという不思議女性にも会い、 なんとなくマルセーユが次の世界最高のアートの町になるのではないか? と勝手に予想しました。

 

昔のロンドンは荒れてて、ダークで、必死でみんな生きてて。90年代の音楽がすばらしかったのはそこにあると思うんですよね。

 

ハングリー精神じゃないけど。そういう場所でないとやっぱりいい物っても生まれないと思うんですよね。ふわふわしてていい映画なり音楽ができることないじゃないですか?

 

ネガティブもポジティブも混ざりあった気持ちで

「心を 鷲掴みにするようなアート」

 

やっぱり厳しい世界でしかアートは作れないなと改めて感じました。

 

Mさんとはこれからも連絡取りあうと思います。パリに遊びにいく理由が一つ増えました。