水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

明日死ぬわけでもないのに不安にならないで

ジャングルでサバイバルをしたことがありますか? 

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Artwork by Satoshi Dáte

本当に四面楚歌になってから不安になって

あなたは死に直面したことがあるでしょうか?

 

ジャングルに住んで、何も食べ物がない、ましてや明日動物がおそってくるけど武器も何もない。

 

それこそまさに恐怖。

 

Youtubeの公式ビデオで

Aloneという番組がある。日本の地域で予告編が見れるかわかりませんが>

youtu.be

まだ見たことがないけど、とても興味深い。自然の中に挑戦者をカメラと生活用具を残してどのくらい生きていられるかドキュメントする番組。

 

現代人はなぜ厳しい自然の中にから離れて、守られて生きているのに(少なくてもそれが目的で文明を発達させたのではなかろうか?)不安を感じるのだろうか? 

 

守られて生きすぎて、サバイバル能力を失い、自分を訓練しないからつねに恐れているのだ。

 

野生の動物は不安に感じないことはないだろうが、24時間不安に感じる野生動物はおそらくいないだろう。

 

小さいプレリードックですら、現代社会でお金のことや名誉やプライド、見栄だけで恐怖を感じている人間より悟ってるといえよう。

 

都市に住んで、ものは捨てるほどありあまっている。食べ物だって残飯で生きていける。そんなところで、なにを心配するのだろうか?

 

生きていく力がないのに、それを心配するのは理にかなっていない。

 

また生きていく力がないからこそ、そういう不必要な地位や名誉、プライドに拘る。

 

生きている事を放棄しているのは彼らだ。

 

問題を言葉を巧みな方法で、目の前にある恐怖をすりかえているのだ。