水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

留学する意味⑥<生きるか死ぬか?>

創造性が養われば自殺も減る

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Artwork by Satoshi Dáte

またAloneというサバイバルのリアリティショーの話になりますが、皆こういう事をするといいとおもう。 自然の中で自分の無力を認識したら、如何に人に支えられて生きているか、自分が一体どういう人間か見つめることができる。

 

そしてそれは毎日行わないといけない。 僕はボストンで非常にすばらしい経験を得たが、それは過去のことで、今にまたつねに繋げていかないといけない。

 

人間は何かとてつもなく大事なことを忘れてきている。 生きる能力というものを養えば、創造性も養われる。

 

大学に行けば、留学すれば何とかなると思っている。そこで学ぶ技術は問題ではないのだ。

 

クリエイティビティを養えばまた逆に、どんな状態でも生きていけられる。 

 

Aloneという番組で、いろいろな新しい発想をした人が生き延びている。 

 

斧とナイフとロープ、そしてテント。それだけでは何十日も過ごすことは不可能だ。 

 

獲物を取るための罠や、湿地帯での火の起こし方。

 

これらはその場に来てその時の状況を考えて、創造性のみで新しい発想を得てサバイブする。

 

だから今の世の中の様にレールを敷いて、この上を歩きましょうではだめなのだ。

 

自殺をする人は、こう考える。

 

「さて仕事に行く、でももう嫌だ」

 

「家に帰るのもいや、妻が僕を愛してくれない、息子娘も、私を嫌っている」

 

では

 

「死もしくは仕事」

 

では死ぬか。

 

選択肢が2個しかない。

 

サバイバル能力が0である。

 

よくイギリスは危険だとかいって来ない人がいる。 危険で何が悪いのか?

 

僕は学生の時危険だと言われている地域に住んだ。

 

でもそのほうが僕は心地よかった。なぜなら死を感じながら生きられるから、強くなれるのだ。

 

怯えれば怯えるほど標的にされるのに。なにを怖がっているのか謎である。

 

危険がいいことではないけど、危険を感じられる環境で生きることは、本来の動物のあり方であると思う。

 

僕は家庭に守られて生きていた。だからボストンに行って、イギリス留学して、痛い目にあった。 藁でぐるぐる巻きにして、火をつけられた感じである。

 

結構熱い。

 

自分の生きる立場や必要なものというものを理解すればするほど、視野が広がる。

 

そしてもっともっと世界全体のことを考えるのではないだろうか?

 

よく日本人は中東や海外で起こっている物騒な戦争などの話をすると、見て見ぬふりをする、遠くで何か起こっているとでも思う。 

 

世界は繋がっていて、僕らの1日の行動で彼らの影響にもなる。

 

いま日本に創造性が重要視されなくなったことで、大企業に魅力が亡くなっている。

 

大企業に魅力があればいいということではないけれど、かつて創造的だといわれた、日本の企業ももう存在していない。

 

日本はいまクリエイティブなひとよりも科学者を育てたがってる。 

 

科学者を育てたいとしても、科学者には創造性が確実に必要である。