水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

男女混合車両にむりやり入れさせられた⑤

痴漢行為をされたの。か? 

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Artwork by Satoshi Dáte

痴漢行為とは、昔に言われていた迷惑行為である。 なにかされて嫌だと思わなければ痴漢行為ではない。

小さいころ映画館で不審者にあったことがある。

 

通学中にいちども変な人【?】には会わなかったけれど、運悪くここではあった。

 

けれど彼らが不審者だったかは謎のまま終わっている。

 

小便器に立つと、先ほど浮浪者ではない、な、でもそんなかんじちょっとあるな、という男性が

にべったりとくっつき、

 

「こうやってするんだぞ」

とかなんとかいわれ

 

小便をするを手伝ってきた。

 

親に手伝ってもらったことはあったかもしれない。が誰かに触られることは殆ど記憶にない。

 

なにかしら違和感を感じた。

 

酔っていたのか、変質者なのか。親切心でやっているのかわからない。

 

そこで彼の知り合いみたいなのがやってくる。

 

「おーーー」

 

みたいに二人で呼び合う。

 

わたしの背後にいた彼はそこで気まずくなったのか、なんともおもわなかったのか、

 

僕の背後から離れた。

 

僕はいそいで洗面所で手を洗い、彼らが雑談をしてる間にそそくさと。映画館に戻った。

 

彼らはこの周辺に群がる人たちなのか?映画を観にきたお客なのか?どうもそうは思わない。ローカルな感じがすごくした。 こぎれいなホームレスか…

 

「トイレに、変な人いた...」

 

とすこし躊躇したが、私は席に戻ると勇気を出して母に告げた。

 

心配している様だったが、子供自身がそばにいたので安心したのであろうか、

特に何があったか突っ込まなかった。

 

あれが痴漢だったかはわからないけれど、「嫌な思い」をしたのは確かである。

 

 

嫌な思いをさせない。という意味では、世の中嫌な思いの集中攻撃である。

 

中吊りにある女性の半裸の写真も女性にとっては不愉快である。

 

満員電車の存在自体不愉快である。

 

男性であるらしい僕にも男性のにおう息が顔に降り注ぐのも不愉快である。

 

不快であるから、こう対策をする。。というのはわかる。

 

だけれども、根本的な解決法を考えない、大人たちはどこまで頭が悪いのか?

 

と思う。

 

そこには人間の欲と怠惰が、男子女子双方にあるからである。