水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

イギリス式トイレをとりあえず移動してみる - イギリス留学<実践編-LCF>

留学初日4月。 

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留学の最初の宿は母の友人の息子さんのお宅だ。

一度イギリスに来ていたので、 

彼の家に着くのは大変楽であった。

 

 

彼はDIY(Do it yourself 家の工事、庭仕事、など) が得意なようなので

 

家を改装していたところだった。

 

奥さんはイタリアの家に帰っていた。

 

なので僕は彼と二人きりである。

 

工事中のガラクタだらけの居間に布団をひいてもらって

 

僕はそこで寝た。

 

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留学最初の滞在先っぽくてよい。

 

時々彼と一緒に食事をした

 

奥さんがイタリア系なので

 

パスタの茹で方など注意されたことがあった。

 

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細かい人だなとは思ったけど、喧嘩にならないだけ幸いだなと思った。

 

改装済みの2階にある仕事部屋はとても綺麗で

他の部屋と大違いだった。

 

なるほど、ぼろぼろの壁がこうなって、こんなに綺麗になるのか。

 

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奥さんの写真がそこにあった。 可愛い犬とにらめっこしている写真。

 

僕は内面彼女と会えなかったことにがっかりした

 

なんとなく僕は彼よりも彼女の方が気が合うような気がしたからだ

 

家は改築作業でぼろぼろだった、階段も一つか二つ修復している途中のものがあった。家じゅうトラップだらけだ。

 

トイレまで移動しようとしていて、壁も壊して作り直そうとして

 

随分器用な人だと僕は思った

すごいな...そんな大移動する意味あるのだろうか?わざとやってるのではなかろうか?

 

これはDIY出来るぞ感を僕に示すためにやってるのではなかろうか?

 

お父さんがデモンストレーション好きだったことを話したら。

 

そのお父さんとそっくりな顔つきの彼が、

 

「するする、うちのおやじ、デモンストレーションする」

 

とお父さんの双子と話している気がした。 お父さんと同じように彼も古いクラシック自動車を買っていた。 へたしたら、全く同じ車種である...

 

僕の最初の滞在先はこんな感じである。居候なので、早く外に出ないといけない。

でも意外と僕はそこにのんびりいつくしていたのだ。

 

彼の奥さんが帰ってくるのを待っていたのかもしれない。