語学学校初日の授業は新鮮だった。
春は終わりに近づいて、ぼくの新しい人生がはじまろうとしていた。
アメリカでも語学学校に少し行ったから、余裕であった(とはいえ、アメリカでの語学学校ではだめだめで、的を得てない答えをクラスでして、先生と生徒共に凍り付かせた経験を持っています)。
イギリス英語を多少はきいていたけど、たまたま! たまたまテレビでイギリス英語講座!をはじめ多数週間後にイギリスの渡英の日が決まっていた。
もっとはやく初めてよ...と思ったけど時すでに遅し。 アメリカ英語ばかりがはびこる日本にて、アメリカ英語でなんとか留学準備をしていた。
イギリスの映画をみればいいのに、なぜかレザボアドックスを何度も見て、喋ってることをノートに書き込んで覚えようとしていた。
ということで、イギリス英語語学学校初の授業。
先生がなにを喋っているのかわけわかりませんでした。
幸運にも、周りにいるアジア人の生徒も目が点であることに気付いた。
先生サイモンはとても優秀な人で、余裕であった。 こうなることをすでに予想していたようにもみえた。
一日目でまた予想外の展開だ...
春の終わりのすがすがしい日だった。