水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

語学学校に初めて通う

英語の学校

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Artwork by Satoshi Dáte



初体験だらけである。

前にお話しした、不良(?)の友達に。英語なんて数週間語学学校に通えば喋れるようになる(確実な嘘)。といわれ、その気になって英語学校に通う事にした。

僅か3週間の滞在で、資金も限られているのに、そんなことを思った。ドル札の封筒を出して、計算をした。中心にある学校を見つけてそこに行くことに決めた。

 

最初にテストを受け、僕は中級クラスに入れられた。良くあることだけれど、アジア系の人達はテストが良くできる。ぼくはとても英語が苦手であったが、それでもNon Asianの人達と比べても文法が得意の様だ。

 

でも僕らは話せない。

 

語学学校はどの位通ったか覚えていないけど、たぶん午前のみ2週間という感じだったと思う。 

 

Debate(討論)のような、皆で話すときに、ちんぷんかんぷんな事を答え、喋れるけど皆が言ってる意味がわかっていないという大恥を何度もかいた。

 

先生に授業後

 

「授業についていけてないからレベルを下げようか?」

 

と言われてしまった。

 

クラスにはスウェーデン人、インド人、韓国人、日本人、コロンビア人などなどいた。そこにいる人達の感じでぼくは勝手な偏見で

 

「なるほど、ここの人はこういう考えをするのか」

 

と決めつけていった。

 

逆を言えば僕自身も日本人代表である。

 

変なことをすればそれが日本人というみんなの概念に変化してしまう。日本人全員がSpeakingがへたであれば、みんなそう思う。当然なことだけど。

 

外の世界に出ると自分が自動的に「日本人の代表」になることを心得ていないといけない。