水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

留学する意味⑧<マゾヒストなひとは先生になれない?>

日本の軍隊を除隊します

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Artwork by Satoshi Dáte

僕は中学の時に運動部やっていた。 そこは、なんとも言えないミリタリーサービス【軍隊】で人を悪く言ったり、苦しめたり、こけにしたり。 くだらないことだらけだった。 そしてそれをくだらないと思わせない99%の人達がいるために皆が皆で洗脳しあう。

 

暑いに日に影の中にいると怒られたりとか。

 

意味が分からない。

 

意味が分からないことづくしなので、楽しめなかった。 

 

運動は楽しくするべきである。 スポーツは楽しくするべきだ。 

 

それ以外にない。 いや勉強も芸術もなんでも。

 

いつから日本全体は軍隊になって、そしていじめ大国になったのか。 

 

封建社会をくずしたくない侍が道を歩いてる気がする。 侍の魂がぼくらを江戸時代へと戦国時代へと連れ戻そうとするのだ。

 

ブルトーザーで面倒くさい怨念を宇宙に打ち上げてしまえばいい。

 

なぜそんな風に虐待的なのか? 人を傷つけたり、中傷したら尊重される国があってよいものか…

 

非常にこころが汚く。 

 

マゾキストで変態である。 

 

だから日本人は変態なのだと外国で言われるんだろうか? 

 

公共の面前で脈を切るような、事をしたら称賛されるのだろうか? 

 

日本の外に出て、傍観してると、色々と見えてくる。 

 

楽しく人生を過ごしてゆったりと過ごしていると。 

 

僕はこうやって日本のことを書くと日本を非難したいからと思われるかもしれない。

 

僕は日本を変えていきたい。 

 

いやこれも人一人一人と一緒。 

 

変わるのでなくて本来の自分を見つめるという事。 

 

日本人が自分を見ないから。 

 

日本も自分を見ない。 

 

いろんな問題が山積みなのに。

 

何をしたらいいかわからない。

 

だから人を責めて、いじめて満足する。その繰り返しだ。

 

日本を見つめるための方法で、一番重要なのは教育。 

 

子供たちにもっと愛を。もっと創造性を。 

 

月曜日から金曜日まで、記憶しなきゃいけないことばかり。 

 

小学校から僕は「なぜこんなことをしなくてはいけないのだろう?」

 

と思った。

説明をしてくれた人は誰もいなかった。

 

勉強は自らやるもの。 楽しくやるもの。

 

イギリスに来てから僕はいろいろ勉強し始めた。

 

新聞なんて読んだことがなかったのに、日本の新聞も読みはじめた。 本なんて読んだことないのに読み始めた。 

 

それは

 

「気付き」

 

があったから。

 

学校の先生は あくまでその「気づき」を子供に与えるだけでいい。

 

そのためにも先生と子供たちの信頼関係が一番必要なのではないか?

 

中学校のまじめに授業をしない、面白い話ばかりしてる国語の先生に、いちど彼が見せてくれた。森鴎外のドラマに感動して、データをコピーしてもらえないか聞いたら、快くさせてもらった。そこで彼と少し話ができた。 その時この人はできる先生だとなぜか感じた。

 

人とし面白いと思った。 授業は特にその「面白い話」以外 面白くもなんともなかったけど。人として面白いと思った。 そういう人からはなにか学ぼうと思うものである。 

 

そういった教育者に大人が皆なれば。また世の中も明るくなる。

 

そう僕たち全員が大人になるのだから、全員が子供たちの「先生」なのだ。