水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

顔の傷を隠すために、暖簾をつけて留学することを決意 - イギリス留学<準備編>

自分から地面に突っ込んで顔に怪我を作る。 

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my name is Satoshi

事故の前に僕は親友と、人生の方向性について考えていた。

母親にファッションの大学に留学する事を反対された

 

 

母親自身、ファッション好きだというのに、

 

おかしなことに、彼女はこういう...

 

アートの世界へいってもっと深い人間になれと

言うのである。

 

いままで教育ママだったというのに

 

ファッションみたいな軽い世界に行ってどうする

 

という

 

意外な言葉だった。

 

アーティストになって食っていけるのか?というのが典型的な日本の親ではなかろうか。

 

 

彼女とぶつかりあいがあったのは

 

以前登場した、同じ美術学院にいた、篠山さんが同じように親とぶつかりがあったからだった。

 

彼女は親とはとことんぶからないと始まらない!と言っていたのを鵜呑みにして、僕がそういう行動に至った。

 

そこでぼくは、親友とぼくの話をなかば愚痴のような感じで話していたのではなかろうか?

それとも不安を彼にぶちまけていたのかもしれない

 

ぶちまけていたから

 

ぼくもぶちまけられたのだ

 

ぼやぼや言っている場合ではない

 

甘ったれるなと。

竹刀で先生に殴られるような感じである。

 

暴力反対ではあるけれど、

 

子供な僕にはこういう事がないとわからないのであろう。

 

体罰はよくないが

 

言葉の暴力も

態度の暴力も僕は虐待であると思う。

 

現代に体罰はないけれど

日本の学校、団体、会社のどこにいっても

なんらかの暴力があるのだ

 

無視をする暴力もあれば、冷たい言葉を吐く暴力もある。

結局昔とあまりかわらない。

 

むしろまだ体罰の中に愛情があるだけましだったのではなかろうか。

 

そんな体罰の無い世界で、僕は体罰を受けた。

 

それは神からの愛の鞭だったのかもしれない。