水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

バットマンに会えた

アメリカに来てバットマン

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Artwork by Satoshi Dáte

ヒロシさんの顔が広いからということもあるだろうけど、またもや重要そうな人と会えた。 ふらっとアパートにやってきたのは、ドイツ人の背の高い男性。オーケストラゼーションたる仕事をしてる人だった。誰かが作曲したものをキーボードなどで色々な音に分割して、オーケストラで演奏できるように編曲する仕事らしい。 彼はバットマンの映画のオーケストラゼーションをしてるらしい。 

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著名な音楽家達

楽譜直しをした。 

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Artwork by Satoshi Dáte

ひろしさんはあるポーランド系の作曲家と仕事をしている。ヒロシさんは楽譜直しをこの作曲家に頼まれている。これが実に面白いはなしなのだ。というのはこの作曲家は(ヒロシさんも作曲家だが) CD をショッピングモールでしか売らないである。

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国際電話を眺める

受話器にまつわる話。

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Artwork by Satoshi Dáte

固定電話というものが亡くなりつつあるが、各国の固定電話のデザインもまたよーくみると面白いと思う。電話はかけるものだがまた受けるものでもある。なかなかの仕事人である。僕らは物を物だと思っているが果たしてそうなのだろうか?

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恋は悪魔が与える試練

また恋の落ちるのか?

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photograph by Satoshi Dáte

数日後、彼女に電話した。同じ地域に電話してるのに。初めての電話に緊張した。その時は国際電話をしてるみたいで、ドキドキした。受話器だってもちろん日本と違う。持ち方は何となく分かるけど、プープーという音もまたなんとなく違う。電話をかけたら異世界と繋がるんじゃないかって思った。何度か電話したけど出なかった。セクシーな彼女の留守電の声がまた英語で何度も聞いて新鮮さを感じる。

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初めての海外ロックコンサート

ロシア映画の一コマになる

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Artwork by Satoshi Dáte

ヒロシさんとAnnaのコンサートに行くことになる。はじめてのロックの演奏をアメリカで見れるのはとても嬉しい。Annaが演奏するのを僕はすごく楽しみにした。どうやらヒロシさんはAnnaを気に入っているようだった。 ヒロシさんは仕事だったので待ち合わせをすることにした。 携帯もないから会えるかどうか不安でしょうがない。

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ハーバード大学からの帰り

陽が落ちていく

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Artwork by Satoshi Dáte

ハーバード大学に勝手に入って満喫した僕は家へと旅路についた。

帰りはなぜかわからないが、変なバスに乗ってしまった。 例の1Bとやらだ。途中でこれは絶対に帰り路ではないと思って降りた。幸い、家に帰る途中にある大きな橋(一つしかないのであの橋が折れたら帰れないなと思った)が見えたのでそこに向かって川沿いに歩いた。 

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ハーバード大学潜入

どのバスに乗ればいいの?

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Artwork by Satoshi Dáte

マサチューセッツ工科大学とハーバード大学がボストンにある。 世界優秀な理系の大学と文系の大学ふたつが近くにあるのは面白いことである。 さて僕は何番のバスに乗ればここにいけるのだろうか? 

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