水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

日本という貝 - <実践編-語学学校>

やどかりのように

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家というものは。 

家というものは... 必要なものである。 

雨でびしょびしょになって帰ったりするとき、 

ああ、住まいがあってよかった。 

と誰でも思ったことがあるのではないでしょうか?

 

当たり前だけど、家を移動したら、別の家に住まないといけない。

 

やどかりのように、防御服のような貝をみつけなくてはいけない。

 

またその「家」がどのような場所で、どのような人が住んで、どんな家かによって。

 

大きく自分の生活や心理状態が変化する。

 

特に自分が今どういう状況で、どんな未来がやってくるかわからず、不安でいっぱいでいると、それを家にいる人は嗅ぎつける。

 

外の人もわかるだろうけど、家にいるともっとわかる。

 

それを利用してくる人もでてくるだろう。

 

留学して、その国に着いてまもないときは、貝なしのやどかりのような状態なのだ。

 

でもだからといって、挑戦をしないわけにはいかない。

 

日本人しか住まない家にいては、

 

日本という貝の中に住んでいるのと一緒。