やどかりのように
家というものは。
家というものは... 必要なものである。
雨でびしょびしょになって帰ったりするとき、
ああ、住まいがあってよかった。
と誰でも思ったことがあるのではないでしょうか?
当たり前だけど、家を移動したら、別の家に住まないといけない。
やどかりのように、防御服のような貝をみつけなくてはいけない。
またその「家」がどのような場所で、どのような人が住んで、どんな家かによって。
大きく自分の生活や心理状態が変化する。
特に自分が今どういう状況で、どんな未来がやってくるかわからず、不安でいっぱいでいると、それを家にいる人は嗅ぎつける。
外の人もわかるだろうけど、家にいるともっとわかる。
それを利用してくる人もでてくるだろう。
留学して、その国に着いてまもないときは、貝なしのやどかりのような状態なのだ。
でもだからといって、挑戦をしないわけにはいかない。
日本人しか住まない家にいては、
日本という貝の中に住んでいるのと一緒。