「quality of existence」
創造性というものは、絵が描けたり音楽ができたりなどそういうことじゃない。 クリエイティブである、創造性があるということは、 先のことを予測して計画を練ることができる、第六感的な感覚でビジョンを見ることができるということ。
これは抽象的ですごくスピリチュアルな話になるかもしれないけど、世の中そういうものでなりたっているのだ。
モナリザがなぜ素晴らしいのか、なぜピカソの絵が素晴らしいのかそれを答える時にどうしても証明することはできない。 創造力とはそういうもので抽象的で曖昧なものだ。
この創造力を育てれば育てるほど人間は安定していくと思う。 人の能力というのはそういうところにある。
僕はこの魂的なことをスピリットとは言わず僕はこういう言葉を考えた
「quality of existence」
存在する存在力
人間としてのクオリティを高める。
存在する力というものが身につけば、生きる力がつく。
数学や文学も大事だけれど美術や音楽は同じくらい大事である。
もちろん体育も。
体を動かし脳を使い、頭の上にある「何か」 くるくる動いている小宇宙を使って抽象的な力を使うのだ。
もう言ってしまえば、
「魔法」
だ
魔術...
嫌そういってもおかしくない。
僕の生徒の一人が、
先生の魔法を見せてください
と言ってきた。
...
確かに魔法だとおもった。
なぜなら僕自身いったいどうやってこの絵を描いたか、この音楽を作ったか。
記憶にないのだ。
まるで鶴の恩返しの鶴... 違うかな。
話を戻して、小学校の時から学科を選択するということは、早すぎる、それは難しすぎると言うかもしれない。
そうではないのだ。
人というのはそういうことをして訓練していく。
自分から、自らやりたい事を選んで、そして失敗する。
そうしないから! ごまんと迷える子羊さんがヨーロッパに押し寄せてくるのだ。
迷える子羊さんは。もちろん「何をしたらいいかわからないのでイギリスに来ました」
日本人難民です。
続く>