水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

東京タイコミュニティーに入る

ドイツタイ日本 

 

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彼らは西からやってきて、僕は西に行こうとしてる。目的も違うけど。「違う」場所に行くのは変わらない。だから僕は彼らから向かうエネルギーをもらって、僕は僕の方向で向かえると信じた。

語学交流で知り合ったモデルみたいなタイ人の女の人。

褐色で細くて背が高い。 こんなに肌が健康的な友達は初めて。なんだか特別な友達が出来て嬉しかった。 僕にとっては初めての日本に居る外国人友達。そういえばボストンではヴェネズエラ人以外の人はみんな白人の人としか話をしていなかった。

 

日本に戻ったから、その時の感覚もかなり変わっていたのでまた新しい友達を作るのは新鮮だった。

 

この前渋谷で待ち合わせたら、タイ人の学生たちに囲まれ、モデルの誰誰ですか!?とか言われて有名人と勘違いされたらしい。 で「全然違うから...」と笑って否定したそうだ。

 

彼女にはドイツ人の旦那さんがいる。 またドイツ人が登場してきた。 一度彼ともお会いしました。 オートバイでやってきて、彼女を後ろに載せてオートバイで去りました。 いったい彼らにどんな共通点があるのだろうか...と思った。

 

日本でもあるかもしれないけど、ヨーロッパでもアジア人と結婚したいために奥さんを探しに行くらしい。彼らはそんな感じで出会ってないと思うけど。 人種で奥さんを探すのも不思議なもんだなと思った。

 

語学交流で雑誌に彼女の連絡先を書いたため、変な電話がかかってきて、彼が心配していたそうだ。

 

いきなり

 

「How much?」

 

と言われたそうだ。

 

おいくら。と訳すとこうだ。 意味が分からない。 いや最初に聞いたとき、僕も意味が分からなかった。

 

いくら?と何に対していくらなのでしょう。

 

電話をかけた日本人達(多分日本人)はタイ人は全員売春してると思ってるのだろうか...。

 

失礼なものだ。僕はそんな電話は一度ももらったことがない。 

 

彼女は多くの友達を紹介してくれた。

おかしいな。イギリス留学の準備の為に、イギリス人の友人を沢山つくるつもりだったのにと思ってたけど、いつのまにかタイ人の人と沢山会うようになった。 

 

そこで後にイギリスに来る事になったサンと会った。全然日本語も英語もできないのに日本人と一瞬で結婚したヌイさんとも会った。

 

滅茶苦茶辛いタイ料理屋に行って、何も食べれなかったのを記憶する。

彼らと会うときはいつもタイ料理。新宿ミロードにあるタイ料理屋にもいったけど(今は無いと思います)、辛すぎて口の中が痛かった。こんな辛いタイ料理屋がなんでミロードに入ってるんだろう? たぶんタイ人が来るのだろう...そんなにタイ人は日本に居るのかな...

 

それから僕はサンと会うようになる。彼女は日本人の男性と付き合っていたけど、タイに帰るから会えない。お花を送りたいと言って僕がそれを渡す役目などした記憶がある。

 

サンは両親をなくしていた。