水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

小学校のホテル

親友と次の授業


ホテルのような場所。暖色系のカーペットが綺麗に敷かれている。 親友のA.Yがいる。 小学校の友達か 男の友達が同じ部屋に数人いて 他愛もない話をしている。 僕らはホテルのフロント側にいるようで 2階か3階に位置する部屋ににいる。

 

そこにいてはいけないような雰囲気がある。次の授業があるのに僕たちはまだ準備もしないで話している。A.Y以外の友達はみんな急いで次の授業に行ってしまった。

 

次の授業があるということは、中学校か高校である。 しかし 小学校の時も移動する時はいつも、恐怖だったのを思い出す。どこに行ったらいいかわからないからだ。

 

教室で最後の一人になると、どこにいっていいかわからない。 昼寝なんてしておきて、誰もいなかったらとてつもなく不安になる。

 

最後の2人なってA.Yが先に出て行ってしまう。 僕はどこに行ったらいいかを聞くと、彼は体育館だという。 体育館のどこかと聞いたら「わからない」と答えられた。 僕は暑いから半袖を脱いでホテルの階段の隙間のようなところに投げた。その隙間は廊下側につながっていた。 外では掃除をしているホテルの人がいる。

 

このホテルは学校のためにも使うが一体いくらで部屋を貸してるんだろうとか、クリーナーが来て綺麗にした後に汚してしまってはいけないじゃないかなと色々考えてみた。

 

よく見ると 僕らのゴミが散らばっている。 外に出て ホテルマンのような人がいる気配がしたが無視して先ほど投げてしまった半袖をまた部屋の中に入れる。 

 

僕は少しパニックになっている。パソコンの電源なり音楽の機材なり絵画の道具なりをバックパックやアーミー バックに入れる。盗まれたはずの同じ型のアミー バックもなぜか椅子の影に置いてある。 盗まれたものなのか別の新しいものなのかよくわからなかったが とにかく一緒にまとめる。 

 

これを全部一度自分の教室へ持っていかないとこんな重い荷物を体育館までもっていけない。 2回に分けないと教室にも持っていけないとうんざりした。いろいろ考えて焦ってきた。時間はどんどん過ぎていく。

分析:
ちょうど僕が前の日に自分は集中して音楽をやらなきゃいけないのではないかという恐怖感があった。 やっとのことで 絵画も一番自分のやりたいスタイルで描いてそれだけをネットで表現しなくては後悔する。 

 

皆に混乱を与えると思い始めていた。 すべての事はもうどうでもよくて、ただただ音楽を作っていくことをなぜしないのか?


そしてそれを恐怖に感じているのになぜしないのか? 人は言い訳をしながら生きているといつも語っているくせに自分がそれをしているのだ。

 

次の授業とは来世のことかもしれない。

 

親友はアートの世界に行かなかった。 夢での彼の存在はアートをしている僕はひとり部屋に残され、結局はなにもアートをしていないとかわらないのではないか?という警鐘かもしれない。