水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

ホストはスリランカとポーランド系 - <実践編-語学学校>

西ロンドンに移住

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ホストファミリーというとホストがゲストを丁重に扱ってくれるイメージがある。しかしそれはどこの国か、どの街かによって異なる。

  

以前、

 

「ロンドンのホストファミリーは酷い」

 

と聞いたことがあった。

 

日本にいるとき、日本人学生がアメリカのホストファミリーのところへお世話になるテレビ番組を観たことがあったが、ファミリーみんな、親切で、感じが良くて、ゲストをファミリーの一員として迎えてくれている印象があった。

 

そんな光景を見たら、だれしも海外でホストファミリーと一緒に生活してみたい。と思うのではないでしょうか?

 

お金儲けのため、といよりはボランティアな感じである。

 

しかし、イギリス、ロンドンでは違うようだ。 どう違うかは僕がこれから住む話を聞いて頂ければわかると思います。

 

エージェンシーからの連絡を数日待ち、僕は何とか家をみつけ、西ロンドンの中流階級の家に住むことになった。(イギリスではやたらと階級の話をする。)

 

上流階級はアッパークラス

中流はミドルクラス

下流はワーキングクラス

 

と言う。

 

ビートルズのメンバーがみんなワーキングクラスだったというはなしを良くメンバーは口をそろえて言っている。

 

ワーキングクラスは所謂、土木工事など力仕事をする人達。

労働階級と訳す。

 

ミドルクラスはサラリーマン。一戸建ての家をローンを組んで住んでいる人達。

 

アッパークラスは何もしないで生きている感じのお金持ちの人達。 豪邸とか持ってる人。カースト制度的な家族の歴史が関係する。

 

多少こういったカースト制度的な階級制度は変わりつつあるとは思う。現在のロンドン市長も両親はワーキングクラス。

 

家までたどり着き、呼び鈴を鳴らすと、スリランカ系のご主人が現れる。

巨体な男性。

 

奥さんはやせていて、ポーランド系の女性だった。

 

子供は2人は5歳くらいなのと、1歳くらいの子。

 

ここでは3週間住むことになったが、ここでもいろいろあった。