芸術的エンターテイメント
東のヨーロッパと西のヨーロッパどれも同じように見えて全然違う。そこには暗黒とクールさと軽やかさと深みがある。 そんな西と東が混ざり合う世界感のアート達。
あともひとつ。ロシアxイギリスの映画。
この映画もすごいですね...
流石ロシア。
ロシア語でハムレットを観るのは非常に不思議ですが...迫力もあり良くできています。
ロシア映画はアート映画で有名ですが、この作品はエンターテイメント性もあり芸術性にも優れている。
単純に映像が鮮明だったりCGによって不可能を可能にしたりする映画よりもリアリティーがあると思います。
イギリス大好物と言っていて、ロシアのことを称賛してしまうと脱線しそうなので、今はぐぐっとこらえます。
前のブログでイギリスに深いものってないなぁと思ったと言ってしまいましたが、その理由として、イギリスアートの基本はシェイクスピアがベースになっている気がします。
なんというかかっこよさ。が重視されている気がします。 Cool、ドラマティック、新鮮。 あとは悲劇...?
英語の文化のせいでしょうか。
英語はどんなにがんばっても深い文化を生むことができない?のでしょうか。
言語として複雑ではない(とかいったら怒られそうですが)からなのか。
ロシア人が創るイギリスのハムレットのアニメ。
チェコ人の技術の影響によりつくられるPop MusicのPV
ロシア人が撮るイギリスのハムレットの映画。
かっこいいと深いが混ざって良い感じに仕上がっています。
東からの奇妙で暗黒なものをすこしずつ取り入れて、自分たちのやり方で表現する。
西からクールで洗練したものを取り入れてまた表現する。
まるでフュージョン料理を作っているようですね。
それをまたできるのも、その国の独特な世界観を作ることに専念しているからだと思います。
これから世界はどんどんと混ざり合ってしまうかもしれない。
お互いの事を尊重することは素晴らしいことだけど、
それぞれの地にある独特な文化は追求し続けてほしいものです。