彼女は北へ向かった。
罪悪感とやるせなさと苦しかった。捜索願を出すも、警察は3人体制という。それでは少ないのに「3人ならいいか」と思ってしまう自分。警察にまた電話をかけたがドイツ語でよく分からない。だからその背の高いドイツ人の耳に受話器をあてる。
場所はドイツ。バスで目的地に向かう。背の高いドイツ人男性、赤色の服を着た5歳くらいの小さい女の子、日本人だったと思う。そしてもうひとりは女性だったと思う。
突然雪が降る。停留所を降りると吹雪になる。 小さい女の子はなぜか北へと向かって歩いていく。
そしてあまりにもひどい吹雪で彼女を見失い、僕らは少女を見つけようとしなかった。
次の日空は晴天だった。
宿泊地で彼女を待つが、二日経っても現れなかった。僕はたまりかねて警察に電話した。
「きっと生きている」という気持ちと「きっと遭難して死んでしまってる」の思いが混在した。
とてもリアルだったので今日なにか起きる予感がする。
僕は罪悪感もあるが、自分の人生に苦しみを感じて起きた。
Happiness: 2
Reality: 8
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