水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

殆ど話したことのない女性にいきなり電話する

何で電話してきたのと言われる 

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Artwork by Satoshi Dáte

合格した大学に行かないことにしたら、初めてできた女性の友人に「贅沢だ!」と言われてそれ以来会わなくなってしまった。

僕が大学に行こうか行かまいが僕の勝手だ。 僕が行かなければ、点数が下の人達が行けるので無駄をしているわけでもない。

彼女が志望校に受からなかったか、彼女の受験ポリシーに合わなかったのか。いまとなってはわからないけど、それに関しては若かった僕でも「なんなんだ」と残念に思った。 自分のイライラを僕にぶつけてきたのだ。

 

彼女以外は友達と言える友達の女性はいなかった。

すべて簡単な挨拶、意見交換のみ。

 

女性は女性で固まる。

 

周りの男性女性をみてもそう。

 

今思えば非常に不自然である。

 

良く思うのがこれはイスラム教やヒンズー教の国とあまり変わらない...

 

話してはいけないかのようなオーラが教室に流れるのである...

 

そして異性としてアプローチし、間隔が近くなったときにだけ変化が起きる。

 

そしてその恋人だか、初めての同世代の女性友達だか、わからない人を私大に行かなかった理由で嫌われて失う。

 

留学したいと願ってる女性二人のうち一人は同じクラスの人だった

 

 

僕は前にもらった連絡網の電話帳からいきなり彼女に電話をした。

 

「なんで伊達君が私に?」

 

と言われてしまう。それはそうだ、いきなりだから。

 

「留学したいって話を聞いて」

と僕は言う。

 

だからどうしたという感じだけど、僕は仲間を作りたかった。

もしかしたら、というより殆ど90%、誰かと留学したかった、もしくは口実で女性と話したかったのだろう。

 

電話はいきなり切られることも無く、普通に話が出来た。

 

そのあと何度か彼女と会うことになる。

彼女の事を佐野さんとしておきます。