残留日本人発掘作業
イギリス留学の話と聞いたけど、いつになったらはじまるのだろう。
と思っている方もいるかもしれない。
ボストンに行った経験、日本での準備は僕にとって重要な留学時代の一部だ。
今思えば何も考えずに飛び出したけど、一応下準備はそれなりにしたのだと思う。
細かい事を考えずに飛び出すことも時には重要だし、そうしたほうがよいと僕はアドバイスを学生にするけれど、ある程度の準備は必要だと思う。
お金の準備もなく飛び出して、留学どころかバイトをするだけの時間で数年が費やされる人もいる。
自分にとってあわない国にきてしまったり、
多額な留学費を誤ってはらってしまったり、
それもすべて経験だけれど、ちょっとした注意で無駄を回避できるなら、それができることに越したことはない。
留学でも、就職でも、起業でも、すべては自分の一本筋の人生の道をたどることに他ならない。
僕は留学、ファッション、アートへの道についてここで書いているけれど、違う道を歩んでいる人でも僕の話から触発されることがあると思う。
留学も何を学んだかとかどんな資格をとったかなどはあまり重要でなく、どうやってその道を歩んだかが重要だと思う。
同時期に留学してイギリスに残った人は知る限り、僕一人しかいない。みんな日本に帰ってしまった。
もちろんそれをもともと望んできた人が殆どかもしれないけれど。
『残れた』一人であることには他ならないわけだから
何か彼らとは志し、運、やり方が違ったのだと思う。
それを少しずつ自分でも、ここで文章を書きながら発掘していけたら嬉しい。