水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

人間力がないとすぐ恋に落ちる?

何度恋におちたいのか...

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女の人というものがいまひとつ理解できなかった。理解できないと言うか、どのように話をしたらいいのか、何と話したらいいのか。全くもって女性は別の惑星からきたエイリアンの様なものだと思っていた。

そんな中で女の人という存在のかけらすら僕の人生で発見できていないというのに、ボストンでヨーロッパ女性と住むことになる。ヨーロッパ育ちでも女性は女性だ。 海外生活が見知らぬ女性と始まるなんて思ってもいなかった。そんなことを彼らは何も気にしていない様子だった。

 

人間力が足りなかった僕は、女性を見たらすぐ恋に落ちてしまう癖があった

僕はルームメートのIoanaに会って間もなく恋をした。 

(編集をしていておもったけど人間力という事場に違和感を感じる。まえにDaigoが人間力なんてないみたいなことをいってたような気もして、そうかぁなぁ?と思った事がある。ユング心理学ではIndividuationという。これが適しているかもしれない。

* 「個性化」(individuation)とは、ユング心理学の概念であり、その人が「本来そうなるであろう究極の自分」になっていくことである。「個性化」は生涯を通して成される心の成長。その道のりをユングは「個性化の過程」(individuation process)といった。

人間力ってそもそもなんだろう。生きる力という感じかな?でも人間力がないということは、人間力があるようにも成長できるということだとおもう。総合的な力ってことなのかもしれない。Daigoがいやがっていたのはもしかしたら彼が持っていない部分、彼にはどうしようもない何かがこの言葉に隠れていたかもしれない。Daigoじゃなかったらすみません。 

 

簡単にいえば大人でない、成長してない。 スピリチュアルにいえば、悟ってない。というところか。人間力というと、あたかも人間にしかできない力のような印象をあたえてしまう。

 

これを読んでみると>https://schoo.jp/biz/column/605

まさにそんな感じである。悟っているかどうか?だとおもう。しかしほんとに。悟るという言葉をたくさんつかいたいけど、宗教的であったりスピリチュアルな感じがしてしまい、嫌う人もおおいだろう。)

 

彼女の雰囲気なのか、容姿なのか何がそうさせたか全くわからない。英語もできないのに彼女の中身は理解していたのだろうか? 彼女は明るくまじめな女性だった。 

 

肌は色黒く、目はするどく、クレオパトラのような雰囲気。間違いなくきれいな人ではあった。

部屋に籠ってチェロの練習をしていて、大きなチェロを背負って学校に朝出かけて行く横の姿、後姿をなんどもみた。

 

ヒロシさんはすごく忙しかった。学校で音楽を教えたり、Privateでも家でサックスを教えていた。 殆ど家にいない忙しい彼は時々付き合ってくれた。 僕は何も考えずにとにかく彼が行くところにいろいろ着いて行った。 

 

ボストンに着いたのはいいが結局何をするかなんて決めてもいなかった。 ヒロシさんは前に会ったことも無い英語もできない若造をよく信用して家に住まわせてくれたものだ。

 

とても感謝してる。 この時期が僕にとって一番の刺激になった。このボストン訪問がなかったら、今の僕はいない。