水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

別の国にいるといろいろ特権が得られる – イギリス留学<準備編>

偶然失恋した人と会う。 

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安井曽太郎のデッサン

ロンドンに初めて訪問。そこから日本に手紙を書いた。 その手紙の宛先の一人は以前恋をした女性。その女性が日本の美大に入ったことを噂で聞いていた。

 

留学をすることを決めた後に、彼女の大学の芸術祭に行ったときに、彼女にばったり会った。

 

過去失恋したことがあるために、話しかけることにとてもドキドキしたが。

 

彼女はフレンドリーに話しかけてくれた。

 

「留学するんだ、いいね。」

 

と彼女は応援してくれた。

 

僕たちは住所を交換した。

 

その時僕はいろんな人の住所や電話番号を集めていた

 

コレクションのように僕はただ単に、住所録を増やしたかっただけだったかもしれない。

 

僕はその住所録を持ってイギリスの下見に行った。誰かに会って住所を聞くかもしれないと思ったから。

 

滞在先で彼女のことを思い出すと

 

僕はイギリスから彼女に連絡をした。

 

もし日本国内で送ったら特にインパクトがないと思った。

 

たかが1週間イギリスに滞在しているだけなのに、ここまで手紙の効力があるとは思わなかった。

 

ぼくは手紙を友達や知り合いに送るためにイギリスに来たのだろうか?とまで思った。

 

場所を移動すると、特別な事を伝えることができる特権をもらえるのか

 

自分は別に雲の上にいる気分になった。

 

手紙を出したその女の子とは、お互い同じ学校で学んだ経験がある。

 

そして、みんなそれぞれ違う場所に行く。

 

またばったり会ったきかっけで、僕が手紙を書いてみる。

 

彼女が存在すると、知らせが来たのだから、また連絡したっていいと思った。