水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

イギリス一番のパワースポット - 魔女が住む街

グラストンベリー 

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Glastonbury tor

昨日イギリス一番といわれるパワースポットたるところに召喚されました。

最近イギリス全体に風が飛びまわっています。東から西へ、北から南へ。まるでラピュタのアニメの様に、雲がこわいくらいな速さで直進している。

 

 ブリストルから約1時間、うねりくねりとローカルバスで揺られてやっとのことで着く。

 

不思議な雰囲気に包まれるグラストンベリーというなの街。 

 

たくさんスピリチュアルなもの(あやしい物??)が置かれている、お店がずらっと並ぶ。 ヒッピーで不思議なインドな服に包まれるひとが町をうろうろと歩いている。 

 

グラストンベリーといえばロックフェスティバル。とっても大きな大きなロックフェスティバルです。このフェスティバルにいくのも夢でした。

 

最高のパワースポットは高い丘の上にある。Glastonbury Tor(グラストンベリー トアー)。

 

Torとは丘、もしくは突き出る岩。

 

僕が大好きな、とっても幻想的なイギリスの地域、ダートムーアにTorは沢山あります。丘の上にある岩で、まるで遺跡の様に置かれてある。 岩だけが丘の上に残るのは、土が柔らかいため、風や動物によって地下にある岩がどんどんと上に上がっていくからなのです。

 

こんかいのTorは人口のもので、教会跡だとか。

 

街から昇る事30分。

 

とんでもない強風のために、風に持っていかれそうでした。自然の風といっしょにパワーをもらえたようです。

 

街にある修道院の跡地Glastonbury Abbeyはとっても素敵だった。とっても幻想的。

なんとアーサー王のお墓がある。本物かどうかは謎。

 

修道僧の恰好をした叔父さんがツアーをしてくれました。

 

日本人だといったら

「岡崎いいね。もう32歳だけどね」とサッカーの話をしはじめた。 さすがイギリス人、修道院の恰好して仕事をしてる間もサッカーの話が始まる...

 

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14世紀に作られた、世界でもう2つしか残らないキッチンがみれた。

 

ぶたさんの丸焼きする炉とかパンを焼くオーブンなどがディスプレイされていた。

 

ヘンリー8世の時代に宗教改革があり、鉛や金や銀など高価なものをすべて取り去っていってこの修道院は廃墟になったようです。(先ほどのGlastonbury Torは聖域だとはいいますが、この場所でその騒動に巻き込まれた修道僧が3人残忍な殺され方をされたようです)

 

展示室に飾ってあった、19世紀に描かれた絵にすでに廃墟となったこの修道院がたたずんでいて、不思議な雰囲気をかもしだしていた。 

 

こんな大きな廃墟がずっとこの街に放置されていたんだなと思い、街の人はどんな気分で過ごしたのか気になりました。

 

なんだか「天空の城ラピュタ」のお城を思い浮かべるような場所でした。 そのデザインをおもわせるような石に彫られた絵が沢山あった。 

 

駿さん。

 

ここ来たのかな?

 

またこの街に、ふらっと来てもいい気がしました。

 

街のカフェのイングリッシュブレックファーストが美味しかった。