水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

ロンドンに来ていきなりいじめにあう - <実践編-LCF>

いじめられる人格を持つ僕は懺悔室に f:id:SatoshiDate:20190720092250j:plain

語学学校にはるばる日本からきて、日本人にいじめられる。

いじめられる人はいじめられる人のせいである。

なのか?

僕の人格に問題があるのだろうか?

 

これを読んでいる方是非、近くの教会まで来て頂いて、牧師のなりをして懺悔の部屋で待っていてほしい。

僕が懺悔の部屋に入ったら、小さい窓を開けて。

 

「どうぞ、懺悔をしたい内容をお聞かせください」

と僕に優しく語って欲しい。

 

 

「へい、ぼく、どこ行ってもいじめられるんですけど、人格に問題があると思いまして」

 

あなたはいったい何と答えてくれるだろう。

 

過去の話を人に聞くと、大抵「いじめられたことがある」「いじめたことがある」の二つに別れる。 それかどちらも経験がある、だ。 どちらでもないという人がほとんどいない。

 

僕が分析するに、基本的に世の中はいじめたがる人で沢山いる。相手を否定して自分を優位な立場に持っていきたい人。弱い人たちが沢山いるからだ。

 

世の中がそういう風に人々がなるようにしつけられているから。

 

出る杭は打たれる、日本国や日本国民の間では、なにか彼らの思考に及ばない事が起きた場合反射的に攻撃するのである。

 

というわけで、ぼくが英語を日本人と話そうとした時点で、みんなに嫌われたのだ。

 

そのうち「おはよう」を言っても

 

無視されるようになっていった。

 

こういうのは僕の人生で慣れっこなので、

 

「また会いましたね」

 

と心の中で思って、放っておく。