僕が一番語りたいトピック
「Wondering Profile」 Artwork by Satoshi Dáte
今日20代前半の女性から、耳を疑う言葉を聞きました。
香港系の男性が2度目の結婚をしていま子供がいるというはなしから。
愛は時間が経てば変わってしまう。永遠の愛なんてありえない。すべては未知のなかにあるといっていた。そうだろうか? 永遠の愛は確信だ、そんじょそこらの愛とは違うのだ、たしかにこの人かも?という事はあった、でもこの人だと感じるものなのだ。そこには時間なんて関係しない。
ぼくは彼の意見に反対した。
「愛に時は存在しない」
“Love is timeless”
英語でとっさにおもった言葉を放ってみた。
そしたら近くにいた20代前半の女性がその言葉に激励してくれた。
そこで彼女に
“Do you believe in true love?”
「永遠の愛を信じますか?」
と聞いたら。
もちろんと答えました。
若いからそういう発想なのかどうかわからないけど。意外だった。
もちろん日本と比べれば、こちらの人の方がロマンティックかもしれない。でもイギリス人こそ、離婚が多いし、ある意味では現実的な気がした。
そして現実的?な香港系の男性は、10年間マネージメントの仕事をしてすごい給料もよかったけれど、もう辞めてしまったようだ。なぜなら自分の好きなことをしたいという理由だった。彼は何も考えずにとにかく中国から出たくて、新しいことをしたいことでとにかく大学に入った。
夢は特になく、できそうな科に入ってひたすら勉強した。
仕事をするようになって、10年間仕事を続けたらしい。働いてお金を得て、家も買ったけど、結局のところ常に同じことばかり繰り返している日々が嫌になったそうだ。
そこで自分の好きなことをすることに決めて新しいことを始めた。
みんながそうできたら良いなと思う。
そういった自由な考えが出来て、みんなが受け入れる場所がロンドンだと思う。
さて、こういった生き方をしてきた彼。
そこから彼の恋愛の考え方を創り上げた背景がある気がする。