氷の世界に住む、万里の長城をわたる遊牧民族。
最近は観光客でいっぱいのShoreditchにいた。その頃観光客なんて全くいなかったと思う。Shoreditch Churchの近くの橋の下で僕は雨が弱くなるのを待った。
時計をみたら、もう飛行機に乗らなくてはいけない時間に近づいていた。
飛行機に乗り遅れそうになる恐怖の夢を僕は時々見る。
これで飛行機に一人で乗るのは4回目だ。
傘はあったけれど、雨に打たれていた記憶がある。
たぶんサンドイッチを片手に、お腹をすこし膨らませようとしていた。
みすぼらしくてみじめな気分でいっぱいだったと思う。
飛行場に向かった。ギリギリ飛行機に乗るのに間に合いそうだ。
ついさっき、飛行場について、ロンドンの中心地に向かった気がした。
1週間なにしたのだろうか。
この1週間いった事に満足して、戻ってこれないかもしれない。
またこの地に帰ってくるのが不安だった。
帰りの飛行機からは色々なものが見えた、きっと北欧のどこかの地だ。すべてが凍っていた。
そこに小さな光が見えた。
こんな氷の世界に誰か人が住んでいるんだな...
と北欧の人の生活を垣間見ることができた。
だれも信じないと思うけど、万里の長城が見えた。
そして、どこの国かわからなかったけど、日本の隣の大陸あたりで、遊牧民族の移動も見えた。
高度が高いから見えるはずがないかもしれないけど、
空に雲一つなくて、みることができた。
いろいろな人が世界にいることが飛行機から感じられた。
日本に帰ったら留学の準備を進めることを決意する。