水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

イギリス留学―さらに想いが強く

ファッションはクラシックギターと一緒。 

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残念なことに日本にはファッション科がある大学は少ない。昔は0だった。専門学校が主流。有名な美術大学にもテキスタイル科などあるがファッション科というものは殆どない。

音大でクラシックギター科かが無いのと一緒で軽視されているのだろう。 Product DesignやGraphic Designの科目はあるのに服がないというのは不思議だ。 車や広告をデザインする科目があるのに、普段着ている服に関してはなぜ勉強する大学が少ないのか?

 

それが日本的なのかもしれない。 デザインする必要はない。あるものを着ればいい。職人がそれを作るのかだから。建築家も似たようだ。 大工職人が日本に昔からいたから、その名残だろうか。

 

また西洋側から考えてみて、もしかしたら華やかなファッションを作るという、一時的な贅沢さから来ているのかもしれない。 需要があるから供給がある。 華やかさを売る。そういった文化が日本にはないのかもしれない。

 

中学からファッションは好きだったのに学校については詳しくなかった。僕はセントラル・セント・マーチンズと言う学校について存在すらしらなかった。 大好きなシャーデーというシンガーがそこに通っていたということしか知らなかった。 まさか彼女が言ってた大学に行くとも思わなかったし、まさか彼女を教えていた先生に会ってシャーデーの話を一緒にするなんてことも 考えもいなかった。

 

どこでセントマーチンに、世界で一番行きたいと思われているファッション科があるのを知ったか覚えていない友達に教わったか、ファッション TV で知ったか、僕が調べていてネットで知ったのか。

 

アレキサンダー・マックイーンやジョン・ガリアーノ、フセイン・チャラヤン、ステラマッカートニーなどすべての著名なデザイナーが出た学校。 

 

僕が好きだったデザイナーが勢ぞろいだったのを知った時、「ここに行きたい!ここで勉強したい!」と思った。

 

東京芸大に行きたい!という熱意の100倍大きかった。

 

卒業生でファッションデザイナー以外では、ミュージシャンでPulpのボーカルやUnderworldのメンバーなど。

 

最近知ったのは俳優でコリン・ファーストとか。

 

アーティスト、ギルバートアンドジョージ

 

などなど。