水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴るドキュメンタリーストーリー

オーケストラの韓国美人

ボストンでオーケストラを見に行く。 

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ヒロシさんに連れられ、彼が作曲した曲を演奏する、オーケストラのコンサートを見に行く。

日本人の若い女性もそこにいて、ヒロシさんの事を「ヒロシ」と呼び捨てで話す。日本語で話すときくらい、「さん」をつけようではないか。

などと思ったが。今イギリス留学を終えバイリンガル、帰国子女、ハーフの友達が多くなり、呼び捨てで「Satoshi」と呼ばれることに違和感はない。

 

でもその時はとても違和感があった。

若い女性が、年上の男性に呼び捨てである。

 

新入社員が伊逹 賢(だて さとし)社長(例えば)に向かって「さとしはどう考えているの?」

と言ったらどうなるのであろうか。

 

さて、そんなカルチャーショックを毎日のようにうけ、慣れっこになった僕だったが。そこで美しい女性をみつけた。

 

チェロを弾く女性でぼくは彼女が弾いてるところをずっと見つめていた。

 

日本人でないことはわかっていたけど、中国人なのかどこの国なのか検討がつかなかった。

 

演奏が終わるとヒロシさんは

 

「日本のアマチュアより全然ひどいだろ」

と言ってきて、

クラシックに詳しくはないが、たしかに下手だなと思った。

 

ぼくは彼女の絵を描いていたのに気付かれたか、僕に話しかけてきた。そしたら偶然ヒロシさんともう一人の日本人女性の知り合いだった。

 

その後少し話をして、彼女にお願いをした。

 

「あなたの絵を描きたいのだけど、いつかお時間ありますか?」

 

彼女はとても喜んでくれた。

電話番号を聞いてまた会うことになった。

 

思えば初めて見知らぬ女性に電話番号を聞いて、大胆なアプローチをした

彼女はBoston Conservatoryで勉強してる学生だった。