水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

秘密の花園 誰も知らない庭– イギリス留学<準備編>

美しいイギリス英語の響き

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映画「秘密の花園」より


すぅっとわたしの心に入ってくる心地よい音。海に囲まれた、小さな土地に風が東へ西へと。北から南へと。 目を瞑って一人でその音を表したくなる。 ことばはその土地の風習を表現する。

 

僕に多大な影響を与えた叔父さん。僕がイギリスに行くことを決めて彼はとても応援してくれた。

 

今思えば、彼は大変精神面でサポートしてくれた。両親がもし反対していたとしても、彼はサポートしてくれただろう。母の弟である叔父。たぶんだろうけど、母も心配して、僕の事を彼に相談をしただろう。そして「そういう事はどんどん挑戦したほうがいい」と言ってくれたのだと思う。

 

そのおかげで両親はサポートしてくれることになったのかと思う。

 

彼の家にはシネマルームがある。

 

イギリスに興味を持った時に、イギリスの映画をよくみせてくれた。

 

印象深かったのはこの映画。

 

ホワイト・ナイト・メア

 

オリジナルの題名はTurn of the screw.

この元の話について詳しくはないけれど、ドラマや映画が他にもたくさんある。

 

そこに現れる、英国の屋敷、石階段、子供のおもちゃ、不思議な雰囲気の庭園。恐い話だけど凄く魅了された。

 

イギリス留学が決まった後に、みせてくれたのは、

秘密の花園

全部を見る必要ないからと、叔父はほんの少し「綺麗な」部分を見せてくれた。

 

僕は中高英語が苦手だった。というよりすべての科目が苦手であった。イギリスに行くからには英語ができないとダメなのは当然。

 

典型的な日本的考えでは、勉強ができない人間は何もできない。と思っていたから、中高の英語の成績が悪くてどうやって英語を喋れるようになるのか?と不安に思っていた。

 

そんな壁を突き破って、ボストンという場所でそんなものは必要ないことが自分で証明できた。

 

だけど僕は英語と言ったらアメリカ英語しか頭になかった。 英語の音が好きじゃない。他のヨーロッパ言語のほうがいいなぁと思っていたところ。

 

それを無意識で叔父が察したのか。 イギリス英語の美しさを「秘密の花園」の映画で、僕におしえてくれた。

 

そのちょうど「綺麗な」部分をみていて、また魅了された。

 

ある場面で、女の子の喋る英語がとても美しく、アメリカ英語とは似ても似つかなかった。

 

イギリス英語は、ヨーロッパの言語に近いと感じた。

 

英語はこんなにも美しいものか...

 

と感動した。

 

いままで何で気付かなかったのか不思議だ。

 

耳が良くなったからか。 ブリティッシュロックや60年代のロックが大好きだったのに、違いが全然わかっていなかった。

 

またしても、イギリスに行きたい理由が一つ増えたのだ。