水に浮かぶこころ

英国在住アーティストが綴る不思議なドキュメンタリーストーリー

イギリス留学への一歩>出発

なにを準備したらいいのか?

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ボストンに行く準備をする。僕はスーツケースでなく、ボストンバッグにいっぱい物を詰めていった。海外旅行なんて初めてで何を持って行ったらいいかわからなくて、ドタバタだった。

 

 

旅行に行くのとは違って1か月の滞在。服と辞書と絵の具と筆と...パスポートとお金とクレジットカードとアドレス帳と...楽器は持っていけないし。パソコンはその時持ってなかったので殆ど身の回りのものだけだった。

特に両親も心配はしていなかったと思う。ボストンと行くことにしたけど、そこに何があるのか知らなかった。 調べたら僕の好きなミュージシャンのAimee Mann *1 が出身だった。元Til’ Tuesdayのボーカリスト。

 

https://youtu.be/FStzRzKqbE8

Aimee Mann / I should’ve known ファーストソロアルバムから。

 

 

昔は背の高そうな、クールな女性に憧れていた。まるで女性が女性に憧れるように。男性にこういう話をすると、よくわからないと言われる。女性にかっこいいという言葉をよく使っていた。 個人的にはセカンドアルバムが良い。Til’ Tuesdayは80年代ポップな感じです。

 

僕はきりっとした、背が高くモデルの様な女性に憧れていた。目の力が強い人、それでいてなにか東洋に繋がるような眼。後にユダヤの人達と不思議な関係が起きていく、のはこの頃思ってもいなかった。その話は後ほど。

 

ボストンといって思いつくことはボストンマラソン、ボストン茶会事件、ボストン交響楽団、えーとボストンバック。ボストンで思い当たることはこのくらいだった。せっかくボストンに行くのに特に思いつかない。後で知ったけれど、ボストンには沢山の有名な大学があった。マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学、そして著名な音楽大学があるのも有名だった。クラシックからジャズまで。

 

ボストンの地域はニューイングランドと言われていて、イギリス人が初めてここに来て街を作ったからそうよばれているらしい。一番アメリカでイギリスの雰囲気がある場所と聞いた。 ある意味では一番歴史のある街だってことになる。まあそんなことはどうでもよくて、何も考えずに僕は飛び立つことにした。

 

まずは英語の勉強。ヨーロッパに行きたいけど、アメリカという地も知りたかったからよいだろう。なにしろこういう機会が得られたのだし。

*1:映画マグノリアで有名なミュージシャン